Y = ユース(青春)
熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
画像出典元:Oregonlive.com 様 http://www.oregonlive.com
こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、自分の抱える感覚の違いに基づいて活動をされている方々をご紹介しています。本日は自閉症をもつ息子をモデルにして小説を書いたブライアン・タシマさんをご紹介します。
ブライアンさんはバンクーバー在住のミュージシャンです。
彼の息子、トーリン・タシマさん(現在17歳)はアメリカにいる自閉症スペクトラム障害をもつ350万人の中の1人です。彼は幼い頃に、数列や対話をそっくり記憶する、地元のモールを歩いては詳細な地図を作る、コンピュータを使う方法とそれを一から作る方法を見つけ出すなどをやってのけました。こういったASD者にみられるシステム指数の高さゆえの突出した能力が、父親ブライアンさんにはまるで魔法か強大な力のように思えたそうです。
それで、ある日トーリンさんが「自分のための本を書いてほしい」とブライアンさんに頼んだことを機に、ヤングアダルトSFファンタジー・シリーズ “Spectraland Saga” を執筆しました。
自閉症を強大な力として使う10代の子が主人公です。また、そのキャラクターはブライアンさんのようにミュージシャンでもあります。音楽が危機の瞬間に彼をもう一つの世界に導きます。
N = ナビ(案内)
センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はミシガン・ラジオのWebサイトより、『新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す』の記事を日本語にしてご紹介。
New technology helps create sensory experiences for children with autism
新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す
RYAN GRIMES 2016年7月7日
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発達障害。視覚であったり聴覚であったり、インプットする際の感覚から、多くの人と異なることが日本でも知られるようになってきた。
たとえば白黒のドットだけでできた画面を通して描かれた、様々なものを見てみてほしい。感覚の違いの本質に、近づくヒントになるだろう。
ユミズ タキス
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こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。
作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしている「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミックです。この「ダイナ通信」のコーナーでは、私Yutaniが、作者のクロエさんに「ダイナ」制作の裏話などを伺っています。
先週に引き続き、#83「ダイナと、こぼれないカップ」のエピソードにまつわるクロエさんのお話の続きをお届けします。「続きを読む」からどうぞ。
みなさん、こんばんは。TENTONTOメンバーのmarfです。
しんどいな、できないなと感じたとき、どうやってやり過ごすのか、人によってさまざまな方法があると思います。やり過ごすことは、逃げること。そういった、ともすれば否定的なイメージがあることなのかもしれませんが、私は最近、それは実は創造的なことなのかもしれない、と、思うようになりました。