ダイナ通信 #5

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TENTONTOエンタメ部 第103回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしている「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミックです。

今年2月、4週に渡ってお届けした(#1#2#3#4)この「ダイナ通信」のコーナー。ご好評につき、今後も定期的に更新していきたいと思います!今回のダイナ通信では、5月25日に和訳でご紹介した#83「ダイナと、こぼれないカップ」のエピソードについてクロエさんにお伺いしました。「続きを読む」からどうぞ。

ー「ダイナと、こぼれないカップ」の裏話

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Yutani: It was happened in “room for TRAINEE” in your workplace, right? And you were afraid of being thought as “childish”?

ユタニ(以下ユ):これは、クロエさんの職場の「研修生控え室」であったことですよね。「子供っぽく」見られることを恐れてこうしたんですか?

Chloë: Haha, yes. This is when I was on my GP (family physician) placement, hence the notice clarifying that I am a trainee. The lady demonstrated the unspillable cup she had for her baby and I accidentally blurted out that I need one (because I spill stuff everywhere). The mum assumed I must have kids…. which I don’t because the cup would be for ME!

クロエ(以下ク):ハハハ。そうですね。これは私が総合診療医(家庭医療)の部署にいたときの話で、漫画の中の書き文字は、私が研修生であることを意味しています。漫画に出てきた女性は、彼女の赤ちゃんのための「こぼれないカップ」を実際に使って見せてくれて、私は思わず同じものを持っていると漏らしてしまったんです(私はものをどこでもこぼしてしまうので)。ママさんは、私にも子供がいると思ったでしょうね。…実際はそうじゃなく、カップは自分用、だったのですけどね!

Yutani: Now I knew it was such a “thrilling” situation😰 In my case I am poor at pouring foods into something like cups or dishes. I often hit my hands to dishes because I’m not aware of those things. To avoid breaking such things, cups made of melamine is quite sensory for people like me

ユ:それは「スリリングな」シチュエーションでしたね。僕はカップやお皿にものを注ぐのが苦手ですね。意識が回らず、よくお皿に手をぶつけてしまったりします。こういうものが壊れるのを防ぐために、例えばメラミンカップなどは、僕のような人にとっては非常にセンサリーですね。

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Yutani: My melamine cup.

:僕が使ってるメラミンカップです。

(つづく)

インタビュー聞き手・和訳:Yutani
★続きは来週6/15の更新でお届けします!★