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米・レストランにて自閉症スペクトラム児向けセンサリーキットの貸出スタート

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画像出典元:The American Canyon Eagle 様 http://napavalleyregister.com/eagle/

センサリーデザイン最前線 第39回

こんにちは。今回初めてweb記事を投稿しますTENTONTOメンバーのボル箱です。

今回は、カリフォルニア州ナパのピザ・レストランでの、自閉症スペクトラムの子どもにセンサリー・キットを貸し出す試みをご紹介します。

キットの内容は、聴覚過敏を和らげるイヤー・マフ、圧覚を刺激してリラックスさせる重めのひざかけ、おもちゃといったものですが、この試みがどのようになされたのか、ニュースメディアThe American Canyon Eagle より和訳してお届けします。

http://napavalleyregister.com/eagle/news/local/sensory-kits-help-make-napa-pizza-restaurant-a-more-welcoming/article_e693fe81-8774-50f5-a301-de64e13504b8.html

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米のレストラン・チャッキーチーズで、センサリーフリーのサービス開始

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画像出典元:Chuck E. Cheese’s 様 https://www.chuckecheese.com

センサリーデザイン最前線 第36回

本日ご紹介するのは、先週日曜日からアメリカのレストラン、チャッキーチーズで始まったセンサリーフリーサービスの話題です。自閉症スペクトラム障害をもつ子どもたちとその親のために、毎月1回特定の店舗にて店内の照明と音を小さくする時間を設けるという新サービスです。主婦向け情報サイトGood Housekeepingより、記事を日本語訳でお届けします。

http://www.goodhousekeeping.com/life/news/a42327/chuck-e-cheese-sensory-free-sundays/

チャッキーチーズ、自閉症児のためにセンサリーフリー・サンデーを開設

だれにでも楽しい日曜日をすごす権利がある。

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コラム:憂さ晴らし屋のめざめ

 
文:ユミズタキス

 
唐突だが、人には役割があるべき、という極論の話をしてみる。自分がどんな役割を果たしてきて、これからも果たしていくのかは、沢山のASD、ADHD当事者と接触していく中で、必然考えを深めていくことになった事柄だった。それについて現時点での解を、テントントの読者と共有しておきたいとおもったので、更新2時間前の今、画面をみつめてタイピングしている。

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発達障害児支援ロボットLekaのつくる、センサリーな未来

センサリーデザイン最前線 第24回

こんにちは、TENTONTOメンバーのYutaniです。

TENTONTOがお伝えしてきたセンサリーデザイン。最先端のテクノロジーを駆使した、本格的なセンサリーデザインの事例が登場しました。

フランスで開発中のロボット・Leka(レカ)。発達障害を抱える子どもの感覚に寄り添うことを目的に開発が進むロボットです。

本日は、Leka開発のクラウドファンディングの開始を伝えるYouTube動画をご紹介します。今月3日にアップロードされたばかりのものです。

先日、予約注文がスタートし、世界中で注目を集めているLeka。その情報は、日本ではまだほとんど広まっていません。TENTONTOwebでは、Lekaの情報を日本語で随時お伝えしていきます。

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モンティ・パイソンの再来か アスペ四人組のコメディグループ、ドキュメンタリー映画に出演 前編

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画像出典元:The New York Times 様 http://www.nytimes.com

テントントさんがやってみたコト 第22回

みなさんこんにちは。演劇大好き、お芝居には目がないTENTONTOメンバーのmarfです。

生まれつきの発達障害をもちながら、自分たちの特徴を知ってもらいたいと取り組む当事者(テントントさん)の人々を取り上げるこのコーナー。

本日はメンバー全員がアスペルガー症候群という珍しいコメディグループ、その名もAsperger’s Are Us(アスペルガーって僕らのことさ)をご紹介します。

ASDやADHDなどの発達障害の特徴を伝える活動として相性が良いからなのか、このコーナーでは度々、コメディアンとして活動されている方を取り上げてきました。

 
ASD漫才の可能性

OCDのコメディアン、映画を作る

67回解雇されたASD、コメディアンになる

カナダのコメディアン、40代でADHDの診断を受ける

 
これまではソロで活動されている方が多かったのですが、今回ご紹介するアスペルガーズ・アー・アスは4人組グループ。その珍しさも手伝ってか、2010年デビューの彼らのドキュメンタリー映画が制作され、今年3月にオースティンで開催された芸術祭“South by Southwest 2016″で初公開されました。

ツアー公演を控えた彼らへのインタビュー記事が、先月末ニューヨークタイムズ紙のウェブサイトに掲載されました。今日明日の2日間で、その内容を日本語訳にしてお届けいたします。
 
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ひと目でわかる、TENTONTOを読むための専門用語

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ユミズ タキス 作

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TENTONTO1コマ劇場:一番伝えたいこと

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ユミズ タキス 作

本人だから、”メルトダウン”は防げる

 
発達障害をもつ人たちの”メルトダウン”について、いかに対峙するか。そのような内容は、国外の支援活動サイトによく散見されます。日本で言ういわゆる癇癪のことですが、メルトダウンと言うと、いよいよ回復不能な、破滅的な事象として、支援者たちが当事者の感情の爆発を捉えていることが伺われます。

なぜ当事者は、”メルト”するほどに熱くなりすぎてしまうのでしょう。それは、発達障害者の多くは自分を精神的に追い込んだり(背伸びのし過ぎ)、実際に他人に追い詰め(虐め)られたりしやすい傾向があること、加えてそのような現実に基本的に”気が付けない”からだと、私は考えています。

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