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CATEGORY: センサリーデザイン最前線

ノッティンガムのサッカー場に英国内で2番目となるセンサリールームが開設

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画像出典元:BBC 様 http://www.bbc.com/

センサリーデザイン最前線 第27回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はBBCのwebサイトより、自閉症スペクトラム者へ向けたイギリスにおける支援のニュースを和訳でお届けします。

イギリスでは今年に入ってから、センサリールームをサッカー場に設置する取り組みが始まっています。ノッティンガムシャー州のノッツ・カウンティFCは今月の初め、自閉症者が観戦するための特別な部屋をサッカー場に設けました。
 
http://www.bbc.com/news/uk-england-nottinghamshire-37268496
 
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感覚が暴走する?!センサリー・オーバーロードを体験できるアニメーション(アメリカ)

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
 

センサリーデザイン最前線 第14回

 
センサリー・オーバーロード(インタラクティング・ウィズ・オーティズム・プロジェクト)

© 2012

自閉症をもつ人の中には、一度に多数の強烈な知覚体験をしてしまうという困難を抱えている人がいます。このアニメーションは、私たちの日常の知覚体験がどのようにセンサリーオーバーロードへと変貌するのかを垣間見させてくれます。

マーク・ジョナサン・ハリスとマーサ・キンダーによる団体「インタラクティング・ウィズ・オーティズム(IWA)」制作。IWAは、2013年1月1日より始まる医療研究・品質調査機構(AHRQ)主催の3年間のトランスメディアプロジェクト。南カリフォルニア大学・ラビリンスプロジェクトの常任理事である大学教授のマーサ・キンダー、映像制作チームリーダーでありインタラクティブを創出するアーティストのマーク・ハリス、この2名による、自閉症者への最も適切な支援について特集する印象的な動画サイトです。interactingwithautism.com

ディレクター・アニメーター
ミゲル・ジロン

 
訳:ユミズタキス
 
 
 

~こちらは2015/11/16公開の記事の再掲載です~

 

プロジェクション・マッピングを用いた自閉症児向けのセンサリーテクノロジーが登場

センサリーデザイン最前線 第26回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はミシガン・ラジオのWebサイトより、『新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す』の記事を日本語にしてご紹介。
 

New technology helps create sensory experiences for children with autism
 

新しいテクノロジーが自閉症児のセンサリー体験を創り出す
RYAN GRIMES 2016年7月7日
 
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『NeuroTribes』の著者が語る、自閉症のいままでとこれから

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(火) N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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画像出典元:WIRED 様 http://www.wired.com

センサリーデザイン最前線 第15回

 
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのmarfです。

このコーナーでは世界で次々と生まれる、最新のセンサリーデザインをご紹介します。第15回は”NeuroTribes: The Legacy of Autism and the Future of Neurodiversity“を執筆したスティーヴ・シルベルマン氏の、WIREDに掲載されたインタビューを一部和訳してお届けします。
スティーヴ・シルベルマン氏はWIREDやThe New Yorkerなどで活躍しているサイエンスライターです。著者はシリコンバレーに住む技術者にアスペルガー症候群をもつ子どもがいることが多いという共通点をみつけ、2001年に”The Geek Syndrome”という記事をWIREDに書いています。この書籍は「心理学史」的に自閉症ついてまとめてある本で、2015年、ノンフィクションが対象となっているサミュエル・ジョンソン賞を受賞しました。

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自閉的感覚をテーマにした衣服”センスウェア”、レクサス・デザイン・アワード2015を受賞

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(火) N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 

センサリーデザイン最前線 第14回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは世界で次々と生まれる、最新のセンサリーデザインをご紹介します。第14回はASC(自閉症スペクトラム症状)を持つ方向けに開発された衣服のラインナップ、”センスウェア”を取り上げます。制作はドバイを拠点に活動するデザインチーム“キャラバン”

これまでもTENTONTOではデザイナーによる最新のプロダクト、ギュッと抱きしめてくれる服”スナッグベスト”や、包み込まれたような感覚になる”オーティスティック・クロージング”を、センサリーデザインとしてご紹介してきました。デザイナーの方、デザイン学を志されている方は既にご存知かもしれませんが、今回はWIREDより、2015年春にレクサス・デザイン・アワードを受賞した、自閉的感覚をテーマにした衣服”センスウェア”をご紹介します。

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なぜASDを持つ人はマインクラフトが好き?

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(日) S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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画像出典元:LearningWorks for Kids 様 http://learningworksforkids.com/

センサリーデザイン最前線 第9回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、大学でデザインを学んだ私が見つけた、最新のセンサリーデザインをご紹介します。今回は第2回に引き続き、スウェーデン出身のゲームデザイナー、マルクス・パーションさんのつくったゲーム、マインクラフト(Minecraft)について更に詳しい説明をします。

https://minecraft.net/

現在、パソコン、PS3、PS4、PSVita、Xbox360、Xbox one、iPhone、iPad、Android、Windows Phoneで楽しめるマインクラフトは、ASDとADHDを持つ私の大好きなゲームのひとつです。そして、私のASDやADHDを持つ友人たちにも好きな人が多い傾向があります。今回は、アメリカ・ロードアイランド州にお住まいのランディ・クルマン博士のグループ、ラーニングワークス・フォー・キッズ(Learning Works for Kids)にて今週掲載された、博士本人よる記事『自閉症を持つ子どもがマインクラフトを愛する7つの理由』をご紹介して、マインクラフトの魅力をお伝えします。この記事では臨床経験の中でどうしてマインクラフトが好きなのか、実際に子どもに聞いてみた内容が詳細に記載されています。

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史上初の安価なセンサリーロボット”Leka” 介助者との通信機能も搭載

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画像出典元:Toy news 様 http://www.toynews-online.biz

センサリーデザイン最前線 第25回

みなさんこんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

本日は発達障害児支援ロボット”Leka”に関する情報を、先日に引き続きご紹介します。

今回はおもちゃの製品・流通情報サイトToy newsより、Lekaの機能に関する記事を日本語訳にしてお届けします。
 
 
 
http://www.toynews-online.biz/news/read/new-smart-toy-will-change-the-way-children-with-developmental-disorders-play/046507
 
 
 
新たなスマート・トイは、発達障害を抱える子どもたちのあそびを変える

ビリー・ラングスウォーシー
2016年5月3日
 
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発達障害児支援ロボットLekaのつくる、センサリーな未来

センサリーデザイン最前線 第24回

こんにちは、TENTONTOメンバーのYutaniです。

TENTONTOがお伝えしてきたセンサリーデザイン。最先端のテクノロジーを駆使した、本格的なセンサリーデザインの事例が登場しました。

フランスで開発中のロボット・Leka(レカ)。発達障害を抱える子どもの感覚に寄り添うことを目的に開発が進むロボットです。

本日は、Leka開発のクラウドファンディングの開始を伝えるYouTube動画をご紹介します。今月3日にアップロードされたばかりのものです。

先日、予約注文がスタートし、世界中で注目を集めているLeka。その情報は、日本ではまだほとんど広まっていません。TENTONTOwebでは、Lekaの情報を日本語で随時お伝えしていきます。

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マインクラフトでトモダチつくろっ―自閉症スペクトラム児が集まるゲームサーバー”Autcraft”

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画像出典元:https://www.newscientist.com

センサリーデザイン最前線 第23回

こんにちは、ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 編集長のユミズタキスです。

私たちのフリーペーパー最新号TENTONTOno.5でご紹介した、カナダ在住の発達障害者支援活動家スチュアート・ダンカンさん。彼のマインクラフトを使った自閉症スペクトラム児とその親への支援活動の最新記事が、先日New Scientistで紹介されました。

世界中から注目の集まるDuncanさんの、自閉症児に寄り添うセンサリーな支援活動。本日はNew Scientistの記事を日本語訳にしてお届けします。

https://www.newscientist.com/article/mg23030713-100-how-is-helping-children-with-autism-make-new-friends

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英:自閉症スペクトラム児のママ、アスペルガーの絵本を描く

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画像出典元:The Guardian 様 http://www.theguardian.com/international

センサリーデザイン最前線 第22回

みなさんこんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。

世界のセンサリーデザイン最先端をご紹介しているこのコーナー。本日は、イギリスのイラストレーター、メラニー・ウォルシュさんがアスペルガー症候群についてわかりやすく描いた絵本、“Isaac and His Amazing Asperger Superpowers!”(『アイザックと彼の驚くべきアスペルガースーパーパワー』)をご紹介します。

メラニーさんは双子の息子を持つお母さんです。息子さんの一人で現在20歳のベネディクトくんがアスペルガーだと診断された時(当時8歳)に、メラニーさん自身がこの絵本を読めていたらよかったと話しています。

先月発売されたこの絵本。発売に際してメラニーさんによるコメントを英・ガーディアン紙より、和訳してお届けします。
 
 
http://www.theguardian.com/childrens-books-site/gallery/2016/apr/02/aspergers-autism-awareness-week-isaac-and-his-amazing-asperger-superpower-melanie-walsh

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