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CATEGORY: コラム

コラム:自販機の癒しについて

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画像出典元:Colossal http://www.thisiscolossal.com/

以前、TENTONTOメンバーのミーティングで「自動販売機のセンサリーさ」が話題に上ったことがあった。ちょうど1年前、「セーフモード」をテーマにしたno.7の制作時だったと記憶している。日常的に見かける自販機という機械だが、自分の身体の状況に応じた快適さを、あたたか〜い/つめた〜い飲み物という形で提供してくれる、言わばセーブポイントと言えるのかもしれない…そんな話の流れだったと思う。

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そのひとつひとつの感覚、心の動きを大切にする優しい心がリラックス

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E = エモ(感動)

「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
 
 
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画像出典元:CreativeBloq 様 http://www.creativebloq.com/

編集長のユミズタキスです。今日は、昨日の記事でご紹介した、Honeyslug制作の異色のアクションゲーム「ホホクム」について、TENTONTO誌的な観点から解説をしてみます。

発達障害についての情報を発信する団体のサイトで、そもそもなぜこういったゲームを取り上げるのか。その疑問の答えは、発達障害をもつ人々の「癒し」につながるデザイン要素を模索する中で、ゲームの中にその答えを、当事者である私がまま見出してきたからです。

「ホホクム」もそのひとつです。虹色のヘビになって風変わりな世界を探検するこのゲーム。プレイするといつも私は、日々枯渇している「センサリー体験」の感動を、一気に得られるのです。

ASD者、とくにASDをもつ子どもを「はげます」装置として、日本ではスヌーズレンとしても知られる、幻想的な光のゆらめきによる知覚刺激があります。こういったものに当事者は感動を落ち着きを感じる傾向があるため、欧米、特にイギリスでの施設の導入事例が多いことは、これまでの記事でもご紹介してきました。

ではなんの要素に癒やされているのか。これは当事者である私にとっても、大きな謎のひとつです。街を彩るイルミネーションをはじめ、キレイなものをみると人は癒されるという一般則はありますが、なにをキレイと思うのかに、非ASD者とのズレを感じることが私は多々あります。

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衣食住について

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衣食住をうまく回すことは非常に難しい。

約20年生きているのに、未だにうまくやりくりできずにいる、無念である。

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コラム:有害、無害について考える

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画像出典元:Ruger Firearms http://www.ruger.com

「こういうことをしちゃ、いけない。」こういった道徳観念は、何かしらの”大事にしなければいけないもの”に沿って判断されるものでしょう。一般の感覚を持っている人からすれば非常識な感覚を持っているといえる発達障害の当事者は、しばしば”大事にしなければいけないもの”の優先順位が常識的でないという点で、目立ってしまうことがあります。

その際たるものが、害をなすという概念の捉え方のずれです。それというのも、「自分のされたくないことは相手にもしないようにしましょう」のような小学生的な道徳観では一揃えに動けない、というケースが害をなす・なさないの場合でまま発生するからです。先天的な感覚の違い、同じく発達障害傾向のある家庭内での環境からくる違い、理由はいくつかあります。ただ何が酷でなにが酷でないか、自然と自分が思うことと多くの人が思うこととがずれていて、そのずれが自分を非常に不利にすることに気を張っているという気持ちが、必然生じやすい星のもとにはあるのです。

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パズルウイルスの脅威

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S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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以前はまっていた時期があり、少し距離を置いていたパズル。先日ついに手を出してしまった。パズル欲というのは音を立てずに人間を侵食する。今回チャレンジしたのは海外のコテージの絵の300ピースパズルである。このパズルは距離を置く前に購入したもので、未挑戦だったものだ。パズルの完成には2日かかった。1日2〜3時間、合計で6時間ほどだ。この2日間私の中ではありとあらゆる葛藤が繰り広げられていた。表面に出ることは無いが、私の中では様々な感情が流れていた。

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コラム:ASDな自分が苦手なパターンの会話と、その逆について2

前回のコラムで、私が”ノリや空気で進められる会話”が苦手ということ、それとは逆に快適な会話のパターンが二種類あるということを書かせていただいた。前回はそのうちの一パターンについても話したので、今回はもうひとつの会話パターンについて書いてみたいと思う。

息抜きしつつ人と話すのにちょうどいい、もうひとつの会話パターン。それはテンポのいい(ギャグ的な)ノリを、会話の中でトコトン楽しもう、というモノだ。

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PS4マインクラフト:ストーリーモード – シーズン2日本語版が予約開始です

昨日のツイートでもお知らせしましたが、センサリーゲームとしてたびたびご紹介しているマインクラフトのアドベンチャーゲーム版新作、Minecraft:ストーリーモードのシーズン2のPS4日本語版が本日より予約開始となっています。

PS4「Minecraft:ストーリーモード シーズン2」の予約受付が開始!予約で25%オフ
http://gamefavo.com/news/minecraft/ps4-mc-storymode-s2/

前作Minecraft:ストーリーモードの日本語版は未発売ですが、記事によるとストーリー上の関連性は無いとのことです。私は前作を少しプレイしたことがあるのですが、映画の中でゲームをしているようなとても手触りのいいゲームでした。またPS4のレゴのゲームシリーズもプレイ経験がありますが、それよりはアクションがシンプル、かつ美麗で、よりアドベンチャーゲームらしい仕上がりです。トレイラーを見る限り今作もかなり出来が良さそうですので、ぜひチェックして見てください。

ユミズタキス

コラム:ASDな自分が苦手なパターンの会話と、その逆について

メンバーのTEHOです。前回のコラムで書かせていただいた<ばかまじめな相互理解の過程>について、もう少し詳しく書いてみたいと思う。実際に自分が体験した会話をたとえにして、まず自分が苦手なパターンの会話について説明してみる。

ある日仲間内で集まった際に、そのうちのひとりが頭を奇抜な髪型にしてきた。彼の髪型に対して「似合ってなくね?」のような感じで、みんなで茶化してイジる流れの会話が始まった。急に「TEHOはどう思う?」と話を振られ、自分はその髪型は悪くないのではと思っていたので、その根拠も考えた上で「いいんじゃない」と答えた。それに対して「ははは、根拠はなんだよ」とみんなから笑って返された。こちらは根拠を持って発言しているのにそれを汲んでもらえなかった気がして、場の空気にそぐわないイライラした態度を取ってしまった。

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焦げを味方に失敗を

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
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Photo: Koji Nishida

食べ物は人を幸せにも不幸にもする。食べ物における不幸は、食べ物における幸せから生まれるものである。

人間と食べ物の関係は非常に密接なもの。最近はめっきりしなくなってしまったが、私は料理をするのが好きだ。というより食べ物を食べることが好きだからやむを得ず料理をすると言った方が幾分正しい。料理の腕は中の上、お菓子作りよりも、おかずや主食を作る方が好きである。

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コラム:ばかまじめな過程を大切にしたい

僕は人付き合いが苦手だ。僕の人付き合いは、ばかまじめが過ぎるかもしれない。僕は年がら年中人の愚痴ばかり言ってるけれど、それには理由がある。

友達と意見を交換し合える仲間になれたらいいなと思ってるからこそ、ばかまじめな相互理解の過程を大切にしたいと思う。

その過程をすっ飛ばして、例えば他愛ない話をしながら食事をしたり、急に突発的な思いつきで君はこういう人だと評価されたりすると、ぎょっとする。彼らは自分と違って、「話す内容」というよりも、「話をするという体験」そのものが大事だと感じているのかもしれない。

自分のように考える人が少ないのもあって、最初の一歩で躓くことは多い。

それでも、そんな友達とも過程を踏めるようにしたいから、色々と方法を考えてみている。

TEHO