突飛なアイデアやってみたい―それでもいい

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 

tentonto_chillrenu

CHILLれぬ日々を過ごす 第8回

みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のタキスです。”発達障害当事者の日常”をテーマに、リラックス出来ないアスペルガー&ADHDのココロを描くこのコーナー。今日はみなさんに「次から次へやりたいことをやってチルれない」というテーマで、お話をしたいと思います。

規則正しい生活が、折り目正しい生き方につながる。そんなオトナのナチュラルな思考からすると、遠い生活を日々送っています。

こと思いつきで行動しやすいADHD(注意欠陥多動性障害)由来の特徴のためか、謎の「修行」を閃いては徹夜を重ねることもしばしばでした。私は芸術を学んでいたのですが、学び方の変さでは同級生の中でも特に変わっていました。

建築って面白い!となれば、かっこいい建物を建てるためにはバランス感覚が重要なのでは?→バランスといえば積み木あそびだ!と、学生寮で夜通し積み木をしたり。線を真っ直ぐ引けるのがかっこいい!と思えば、100円ショップでサインペンとコピー用紙を買い込み、脇目もふらず直線の練習をしたり。

人体が描きたくなれば、裸婦の写真を部屋一面に貼り付けたり、解剖図を山ほどコピーして資料集を作ったりしていました。どれもこれもじっくり続けはしないのですが、そのときは思いついたことをやってみているときの愉快さに魅了されて、文字通り寝食を忘れて取り組みます。

夢中になって取り組むことによって、ボロボロになったり、格好がつかなかったりといったことがあります。さらに周りを巻き込んで成果が出なければ、それらの行動のマイナス面ばかり露呈して、大変冷ややかな視線を浴びること、恥ずかしい思いをすることも少なくありません。でも、私はそうして取り組んできたことひとつひとつから、「なんだかよくわからなくても、やろうと思えばやれる」気分を、いつももらっています。

私がセンサリーデザインを知ったとき、これまでの経験はこれを「やる」ためのものなのかもしれない、と思いました。私にとってそれは「かっこいいオトナのやること」に思えたのです。いろんなかっこいいがあったっていい。多くの人からずれていたとしても、自分なりの思考で取り組んでみることに面白みを感じています。
 

~こちらは2016/01/20公開の記事の再掲載です~