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TENTONTOno.7発行前情報①

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ASD & ADHD Magazine TENTONTO 編集長のユミズタキスです。このコーナーでは数回に分けて、現在制作中のフリーペーパーTENTONTOno.7の内容について、少しずつご紹介していきたいと思います。本日はTENTONTOno.7のメインテーマ、およびテーマカラーを発表します!

TENTONTOno.7のメインテーマは『セーフモード』。感覚の違いからストレスを抱え込みやすく、また一般的な範囲での集中力にも問題を抱える発達障害の当事者には、安全に物事に取り組めるモード、いわば『セーフモード』が必要です。そのセーフモードを実現するために必要なのが、ひとりひとりの感覚の違いに寄り添うデザイン。今号の特集では、近年欧米で注目が集まっている『センサリーデザイン』の考え方を解説しつつ、センサリーデザインがつくりだす未来についてご紹介します。他にもテーマにちなんだ企画記事が盛りだくさん。担当の各TENTONTOメンバーが、それぞれのスタイルで当事者なりの『セーフモード』を表現します。

表紙デザインを担当するのは、んとんとちゃんの作者でTENTONTOライターのmarfno.7のテーマカラーは安全で心地よい空をイメージした色『セルリアン』に決定しました。

TENTONTOno.7は2016年11月下旬頃の発行予定となります(発行予定日が遅れ申し訳ございません)。乞うご期待下さい!
 

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フリーペーパーTENTONTO(テントント)は、同名のボランティア団体による、発達障害の当事者には生まれ持った感覚の違い由来の困難があること、そしてそれを解決する未来をつくるデザイン『センサリーデザイン』についてお伝えしているフリーペーパーです。

毎号みなさまよりご協賛という形でご寄付を募集しています。戴いたお金は新刊の印刷費用に当てさせていただきます。ご協賛は一口1,500円よりご応募いただけます。ご協賛についての詳細は、こちらをご覧ください。
 
 

TENTONTO1コマ劇場:集中させてもらえないと

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ユミズ タキス 作

米・テキサス州にて自閉症スペクトラム者向けのセンサリー演劇プログラムがスタート

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画像出典元:KENS 5 様 http://www.kens5.com/

センサリーデザイン最前線 第29回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナーでは世界中で次々と生まれている、最新のセンサリーデザイン(発達障害当事者の感覚にやさしいデザイン)をご紹介します。

本日は米・テキサス州サンアントニオのローカルTV局KENS 5のウェブサイトより、今月より公演が始まった自閉症スペクトラム者向けの演劇プログラムをご紹介します。

http://www.kens5.com/features/magik-theatre-first-sensory-friendly-performance-of-season/336535708

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Dinah #11 「ダイナの日常会話フレーズ集 Part.1」

snooze S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
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TENTONTOエンタメ部 第15回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するtwitterマンガ「Dinah the aspie dinosaur」を、作者のDinahさんから快諾をいただいて日本語訳でお届けしています。

今回のダイナはちょっと雰囲気が違います。ダイナが「日常会話でよく使うフレーズ」について私たちに教えてくれるようです。

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TENTONTO1コマ劇場:やっかいな苛立ち

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ユミズ タキス 作

「アスペのための」ゲーム、チェス ②

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テントントの僕らの目が輝くもの 第13回

こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。

ASDやADHDをもつ人たち(テントントさん)の心をウキウキさせるものをご紹介するコーナー【テントントの僕らの目が輝くもの】。前回の記事に引き続き、イギリスの自閉症当事者活動家クリス・ボネーロさんのサイトautisticnotweird.comにて、チェスプレイヤーでもあるボネーロさんの”自閉症児がチェスをプレイすること”に対する熱い思いを書いた記事を日本語訳でご紹介していきます。

いよいよ本日からその具体的な内容についてご紹介します!

http://autisticnotweird.com/10-reasons-for-chess/

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システムに対する感覚の違い

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N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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センサリーデザインとは? 第6回

ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。

このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第6回は、『自閉症スペクトラム入門―脳・心理から教育・治療までの最新知識』の著者でケンブリッジ大学の発達心理学者サイモン・バロン=コーエンさんの提唱する「共感化―システム化仮説」に登場する指標、システム化指数(Systemizing Quotient:SQ)をご紹介します。

「共感化―システム化仮説」は、ASDの社会性とコミュニケーションの困難について、「共感性の発達の遅れと障害」と、「完全か平均以上に強いシステム化の技能」との対比によって説明しています。前者の特徴を共感化指数(Empathy Quotient:EQ)、後者の特徴をシステム化指数(SQ)によって計測し、EQとSQの差(ディスクレパンシー)によってASDの傾向を判別します。共感指数(EQ)は近年日本でも広く知られつつある指数です。個人のシステム化の技能の度合いを示すシステム化指数(SQ)は、刺激に対する感覚の違いからデザインするセンサリーデザインについて、理解を深めて頂くひとつの指標にもなり得ます。

システム化指数(SQ)を調べてみよう

今回はイギリスの新聞社ガーディアンのサイトに掲載されているシステム化指数(SQ)の診断テストを取り上げます。書籍『自閉症スペクトラム入門―脳・心理から教育・治療までの最新知識』に関しては、またの機会に詳しくご紹介させて頂きます。

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Dinah #54 「ダイナの色鉛筆」

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TENTONTOエンタメ部 第68回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。TENTONTOエンタメ部のコーナーでは、作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしています。昨年11月に実施したクロエさんへのインタビュー完全版も、日本語版英語版共にweb公開中。ぜひご覧ください。

ダイナは机に座って、勉強を取り掛かる準備中の様子。教科書と紙、色鉛筆を机に並べます。色鉛筆のフタを開けたダイナ、「あること」に気がついたようです。

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コラム:憂さ晴らし屋のめざめ

 
文:ユミズタキス

 
唐突だが、人には役割があるべき、という極論の話をしてみる。自分がどんな役割を果たしてきて、これからも果たしていくのかは、沢山のASD、ADHD当事者と接触していく中で、必然考えを深めていくことになった事柄だった。それについて現時点での解を、テントントの読者と共有しておきたいとおもったので、更新2時間前の今、画面をみつめてタイピングしている。

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「アスペのための」ゲーム、チェス ①

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テントントの僕らの目が輝くもの 第12回

 
こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。

本日は久々の更新となるこのコーナー、ASDやADHDをもつ人たち(テントントさん)の心をウキウキさせるものをご紹介するコーナー【テントントの僕らの目が輝くもの】。本日はチェスの話題です。

TENTONTOwebでは、これまで自閉症スペクトラムをもつ11歳のチェスプレイヤー・ジャスティン・ハックくんの記事私タキスの趣味のチェスの話の記事テントントメンバーMC Yutaniによるツイキャスラジオにて、チェスの魅力をご紹介してきました。

今回から数回に分けて、イギリスの自閉症当事者活動家クリス・ボネーロさんのサイトautisticnotweird.comにて、チェスプレイヤーでもあるボネーロさんの”自閉症児がチェスをプレイすること”に対する熱い思いを書いた記事を日本語でご紹介していきます。
 
http://autisticnotweird.com/10-reasons-for-chess/
 
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