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CATEGORY: コラム

クロエ・アスパーさん特別インタビュー

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(月) E = エモ(感動)

「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。

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インタビュー聞き手・和訳:Yutani

今年5月から、TENTONTOwebにて日本語訳verをお届けしてきたWebコミック、”Dinah the Aspie Dinosaur”。今回、作者のクロエ・アスパーさんにインタビューを実施!本日配布開始のフリーペーパーTENTONTOno.4でも取り上げているこのインタビュー。TENTONTOwebサイトではカットなしの完全版を公開いたします。クロエさんの生活のことや、マンガ制作の動機や周囲の反響など、さまざまなお話を聞かせていただきました。

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パズルウイルスの脅威

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以前はまっていた時期があり、少し距離を置いていたパズル。先日ついに手を出してしまった。パズル欲というのは音を立てずに人間を侵食する。今回チャレンジしたのは海外のコテージの絵の300ピースパズルである。このパズルは距離を置く前に購入したもので、未挑戦だったものだ。パズルの完成には2日かかった。1日2〜3時間、合計で6時間ほどだ。この2日間私の中ではありとあらゆる葛藤が繰り広げられていた。表面に出ることは無いが、私の中では様々な感情が流れていた。

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スニッカーズ日和

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これはわたしが消費した約1ヶ月分のスニッカーズである。ざっと5000円分くらいあった。去年の7月24日から食べ続けているスニッカーズ、食べ終わった後は捨てていた私だったが、溜めてみればと言われ植木鉢に溜める事にしたのだ。

真ん中に結び目を作るのがいつものお決まりの形だ。夏場は冷えスニッカーズにはまっていた。結構な力を入れて歯をくいしばらなければ、スニッカーズに有り付けないのもまた良い。

同じものを毎日食べていることに安堵を覚える。美味しさには度々びっくりする。カロリーをこの細長いチョコとキャラメルの塊だけで十分補えるのはとても合理的だとも思う。スマートに食事をできているとぴったりとロジックがはまったような快感を得る事ができる。

試しに食べない日を作ってみたのだが、どうも食べないと1日に締まりがない。結局その日も夜、1日を取り戻すべくスニッカーズを摂取した。わたしのスニッカーズ生活はまだまだ続きそうだ。

ほら、また食べたくなってる。あれ、もしかしてあなたも食べたくなってる?

 
わ田かまり

http://321wa123.tumblr.com

http://wadakamari.tumblr.com

そのひとつひとつの感覚、心の動きを大切にする優しい心がリラックス

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画像出典元:CreativeBloq 様 http://www.creativebloq.com/

編集長のユミズタキスです。今日は、昨日の記事でご紹介した、Honeyslug制作の異色のアクションゲーム「ホホクム」について、TENTONTO誌的な観点から解説をしてみます。

発達障害についての情報を発信する団体のサイトで、そもそもなぜこういったゲームを取り上げるのか。その疑問の答えは、発達障害をもつ人々の「癒し」につながるデザイン要素を模索する中で、ゲームの中にその答えを、当事者である私がまま見出してきたからです。

「ホホクム」もそのひとつです。虹色のヘビになって風変わりな世界を探検するこのゲーム。プレイするといつも私は、日々枯渇している「センサリー体験」の感動を、一気に得られるのです。

ASD者、とくにASDをもつ子どもを「はげます」装置として、日本ではスヌーズレンとしても知られる、幻想的な光のゆらめきによる知覚刺激があります。こういったものに当事者は感動を落ち着きを感じる傾向があるため、欧米、特にイギリスでの施設の導入事例が多いことは、これまでの記事でもご紹介してきました。

ではなんの要素に癒やされているのか。これは当事者である私にとっても、大きな謎のひとつです。街を彩るイルミネーションをはじめ、キレイなものをみると人は癒されるという一般則はありますが、なにをキレイと思うのかに、非ASD者とのズレを感じることが私は多々あります。

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焦げを味方に失敗を

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Photo: Koji Nishida

食べ物は人を幸せにも不幸にもする。食べ物における不幸は、食べ物における幸せから生まれるものである。

人間と食べ物の関係は非常に密接なもの。最近はめっきりしなくなってしまったが、私は料理をするのが好きだ。というより食べ物を食べることが好きだからやむを得ず料理をすると言った方が幾分正しい。料理の腕は中の上、お菓子作りよりも、おかずや主食を作る方が好きである。

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コラム:『クロージング』を眺める②

先日のコラム「『クロージング』を眺める」で、僕が心惹かれる魅力的な「クロージング映像」について書いた。ローカルなクロージング映像の中には、地域の伝統行事や名所、テレビ局が利用している電波塔などが映ることが多い、と書いたが、「地域に人々の生活が根付いていること」も感じられて、僕はこれが大変好きなのだ。

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ASD的「水って気持ちいい!」と思う理由

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夏も終わろうという先日、TENTONTOWebでも紹介した『Abzu』をタキス氏に貸してもらってプレイしました。
詳しいレポはYutaniさんの記事を読んでいただくことにして割愛します。でも本当に素晴らしかったです。プレイした後は本当に水泳をしたような疲労感で眠りに就けたほどです。
そこで昔はよく泳いでいたなぁと思い出したので、私と水泳のことを書いてみます。

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コラム:『クロージング』を眺める

Youtubeでつい、ふいに探して見てしまう動画がある。日本のいろいろなテレビ局の「クロージング映像」だ。closing・閉じること。文字通り、放送終了間際のチャンネルで、その日の放送を「閉じる」ために流される幕引きの映像のことだ。

局の名称と周波数が示されつつ、その局が位置する地域の街並みの映像が流れ、最後にナレーターが視聴者に夜の挨拶をする、というのが、よくあるクロージング映像の構成である。午前3時頃、夏の時期なら、東の空がほんの微かに明るくなり始める頃合い。大体のチャンネルで、その日の番組放送が終わるのがこれ位の時間だ。もし夜更かし/早起きをして、この時間に起きていることがあったなら、テレビを点けてお好みのチャンネルに合わせてみていただきたい。どこかのチャンネルで、クロージング映像が見られるはずだ。

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コラム:憂さ晴らし屋のめざめ

 
文:ユミズタキス

 
唐突だが、人には役割があるべき、という極論の話をしてみる。自分がどんな役割を果たしてきて、これからも果たしていくのかは、沢山のASD、ADHD当事者と接触していく中で、必然考えを深めていくことになった事柄だった。それについて現時点での解を、テントントの読者と共有しておきたいとおもったので、更新2時間前の今、画面をみつめてタイピングしている。

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フリーペーパーTENTONTOのアイドル、んとんとちゃん成長記

 
TENTONTOメンバーでイラストレーターのmarfです。今日はこのサイトをご覧の皆さんに、最新号にひっそり登場するキャラクター「んとんとちゃん」のことをご紹介します。

 
2014年秋に、ASD&ADHD Magazine TENTONTOは生まれました。編集部では、発達障害についてポジティブな情報を提供する明るい冊子にしたい、という希望のもと、マスコットキャラクターが居たらいいね、という話になりました。そこで、ASDの特徴をもった女の子のキャラクター「んとんとちゃん」が誕生しました。

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