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TAG: センサリーデザイン

コラム:バトルツリーの癒し

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2週間前の記事に続き、本日は僕、Yutaniのポケモンコラム。今回はADD(注意欠陥障害)当事者として、ポケモンサン/ムーンやりこみ要素『バトルツリー』で遊んでいるときの感覚について、書いてみたいと思う。

編集長タキスが以前、「Lv.1コイル」の記事でご紹介したが、バトルツリーとはゲームのストーリーをクリアした後にのみ行くことができる、ポケモンバトルのための施設。手持ちのポケモンから3匹を選び、トレーナー(コンピューター)との連戦に挑む。10、20、30連勝…と勝利を重ねていく度に、よりどりみどりの景品をゲットできるのだ。

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アスペル・シアター:Birds

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S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
2006年よりニューヨークからソーシャルニュースを届けるBuzzFeed今日、日本語版がオープンした。BuzzFeedには、Autismというタグがある。
本日はBuzzFeedより、自閉症者のドローイング画集『Drawing Autism』を特集した以下の記事から1枚を紹介する。

http://www.buzzfeed.com/alanwhite/13-extraordinary-pictures-by-autistic-artists#.nf8G8aqRB3

“Birds” デビット・バース

enhanced-6145-1398762540-1デビット・バース/”Drawing Autism”より

視覚に基づく分類学(訳注:野鳥分類のこと)は不変のものだ。デビット・バース(1998年生まれ、18歳)による397種の鳥たちのリストが、それを示している。

評:野鳥図鑑を1ページ1ページめくりながら、かぶりついて描いたであろう絵。美しい鳥達が暮らす地球にいる事実を確かめながら、いつか全種と出会える日を夢見て。

ユミズタキス
 
 
 

~こちらは2016/01/19公開の記事の再掲載です~

 

プチサピエンス:かんしゃくを鎮めるコツ1

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N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
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テントント先輩のプチサピエンス 第5回

先輩タキス(画像左、以下タ):こんにちは。このコーナーでは、テントントさんの暮らしに役立つちょっとした知恵=プチサピエンスを紹介しています。

後輩るうが(画像右、以下る):今日もよろしくおねがいします。すっかり春になったね。気持ちの落ち着かない季節だな。

タ:春の陽気と言うけれど、いつもいつもそうなわけじゃなかったりするよね。気温、気圧、天気のめまぐるしい変化に、元気が出るというより、気が立つのを繰り返して、ぐったりするかんじだね。さっきも雷が鳴っていたよ。

る:五月病って新年度の環境の変化のせいって言われてるけど、あんがい5月がげんなりしやすいってだけかも。

タ:そうかもしれないね。そこで!今回から5回に分けて、来たる5月に備えてそんな不安定な気分を鎮めるためのテクニックを紹介します。MyAspergersChild.comの『アスペルガーの子どもの落ち着かせ方:親のための50のコツ(How to Calm an Aspergers Child: 50 Tips for Parents)』という記事を抜粋しながら、イライラを落ち着けるテクニックを紹介するよ。自分でも実践できるし、家族や友達のテントントさんにも有効なものばかりです。

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Minecraftプレイ動画20,000回再生ありがとうございます

編集長のユミズタキスです。本日は私とメンバーのYutaniで作成したYouTube動画、【Minecraft】プリパラ『トライアングル・スター』 ステージ再現してみた 【ASD&ADHD的マイクラちゃんねる!#33】 が20,000回再生を突破しましたので、本日は読者の皆さんにもご報告を兼ねて、マインクラフトプリパラもやったことのない人向けに、この動画を作成した動機など少し書いてみたいと思います。

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英・ロンドンのデザイナーによる、センサリーテントのすすめ

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N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
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画像出典元:Play Associates様 http://www.play-associates.com/

センサリーデザイン最前線 第20回

こんにちは。ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 編集長のユミズタキスです。

世界のセンサリーデザイン最先端をご紹介しているこのコーナー。記念すべき第20回を迎えた今回は、当誌TENTONTOを象徴するセンサリー空間、センサリーテントに関する話題をご紹介します。今回ご紹介するセンサリーテントは、イギリス・ロンドンにあるインテリアデザイン事務所、Play Associatesの作品、Moses(モーセ)です。デザイナーはRory Macpherson。

http://www.play-associates.com/projects/moses-mobile-sensory-pod

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馬のためのセンサリーデザインから考える

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E = エモ(感動)

「体感できるセンサリー」をお届け。動画や音楽をご紹介します。
 
 
 
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画像出典元:Ivana Basic 様 http://ivanabasic.com/

センサリーデザイン最前線 第5回

このコーナーでは世界各国での最新のセンサリーデザインの話題をご紹介します。第5回では「視覚」に注目した現代アートを取り上げてみます。本日取り上げるのは、セルビア出身でニューヨーク在住のイヴァナ・ベーシックさんの作品、ヒューマン・ブラインダーズです。

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米・レストランにて自閉症スペクトラム児向けセンサリーキットの貸出スタート

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画像出典元:The American Canyon Eagle 様 http://napavalleyregister.com/eagle/

センサリーデザイン最前線 第39回

こんにちは。今回初めてweb記事を投稿しますTENTONTOメンバーのボル箱です。

今回は、カリフォルニア州ナパのピザ・レストランでの、自閉症スペクトラムの子どもにセンサリー・キットを貸し出す試みをご紹介します。

キットの内容は、聴覚過敏を和らげるイヤー・マフ、圧覚を刺激してリラックスさせる重めのひざかけ、おもちゃといったものですが、この試みがどのようになされたのか、ニュースメディアThe American Canyon Eagle より和訳してお届けします。

http://napavalleyregister.com/eagle/news/local/sensory-kits-help-make-napa-pizza-restaurant-a-more-welcoming/article_e693fe81-8774-50f5-a301-de64e13504b8.html

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強迫めし ばっかり食い編

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
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声を大にして言いたいことがあります。いただきます、と手を合わせてから先は、私とご飯とは”食う食われる”の関係なのです。ですから、あなたからその格闘の様子がどう見えようと、それを根拠に私たちの”真剣勝負”の邪魔をしないでほしいんです。

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TENTONTOno.8発行前情報①

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ASD & ADHD Magazine TENTONTO 編集長のユミズタキスです。このコーナーでは数回に分けて、現在制作中のフリーペーパーTENTONTOno.8の内容について、少しずつご紹介していきたいと思います。本日はTENTONTOno.8のメインテーマ、およびテーマカラーを発表します!

TENTONTOno.8のメインテーマは『センサリーの出口』。これまで2年間、TENTONTOはセンサリーという言葉をてがかりに、感覚の違いからストレスを抱え込みやすい発達障害当事者のリラックスできる暮らしについてお伝えしてきました。センサリーの入口と出口。リラックスから、チャレンジへ。今号では、ひとりひとりの感覚の違いに寄り添うデザイン、センサリーデザインについて、実生活での活用を目指して思索を深めていきます。

表紙デザインを担当するのは、今号もんとんとちゃんの作者でTENTONTOライターのmarf。no.8のテーマカラーは厳しい冬を越えた先にある春をイメージした色『サクラ』に決まりました。

TENTONTOno.8は2017年3月下旬頃の発行予定となります。乞うご期待下さい!
 

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フリーペーパーTENTONTO(テントント)は、同名のボランティア団体による、発達障害の当事者には生まれ持った感覚の違い由来の困難があること、そしてそれを解決する未来をつくるデザイン『センサリーデザイン』についてお伝えしているフリーペーパーです。

毎号みなさまよりご協賛という形でご寄付を募集しています。戴いたお金は新刊の印刷費用に当てさせていただきます。ご協賛は一口1,500円よりご応募いただけます。ご協賛についての詳細は、こちらをご覧ください。
 
 

水族館・博物館を100倍楽しめる自閉症児向けアプリ、米・シカゴで登場


センサリーデザイン最前線 第38回

TENTONTO編集長のユミズタキスです。本日はアメリカ・シカゴの水族館・博物館で使える自閉症スペクトラム障害児向けアプリの話題です。

予定外のことが起きてしまうと愚図りがちな自閉症スペクトラムをもつ子どもたち。このアプリでは事前に見て回る順番のスケジュールを立てられたり、そのエリアで知的好奇心を満たしより楽しめるような仕掛けが入っています。abc7chicago.comより、日本語訳にしてお届けします。

http://abc7chicago.com/technology/app-makes-it-easier-for-kids-with-autism-to-enjoy-chicagos-museums/1737671/

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