ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 公式サイト

TENTONTOweb

TAG: ADHD

ビーズソファYogibo、日本でのセンサリールームプロジェクトを始動

d18338-55-118831-0

提供:PR TIMES https://prtimes.jp/

センサリーデザイン最前線 第60回

TENTONTO編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。2015年より特集してきたこのコーナーですが、6年経って60回目になる本日の記事。いよいよここ日本で、企業による本格的なセンサリールームのプロジェクトがはじまりましたので、記事にてご紹介します。
 
 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000018338.html

続きを読む »

ドバイ万博、センサリー・アクセシブル・イベントに認定される

SS1_6303

画像出典元:ザ・ナショナル https://www.thenationalnews.com/

センサリーデザイン最前線 第59回

 
ライターの青いロクです。本日は4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせて発表された、海外のニュースをご紹介します。

ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai、ドバイ万博、公式サイトでの、発達障害者を含む障害者への配慮についてのニュースです。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて、2021年10月に開催予定の当博覧会。当初は2020年10月からを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大のため1年延期されたものの、呼称はExpo 2020 Dubaiのままとされています。

続きを読む »

センサリーを聴く:Jon Hopkins – Wintergreen

Jon Hopkins

Jon Hopkins『Wintergreen』

発達障害当事者にとってのセンサリー、つまり感覚的に落ち着くものについて考えるとき、「惚れるような」というイメージが、それをうまく捉えるのに役立つかもしれない。
見惚れる、聴き惚れるような、おおらかに調和した要素をもつ美しさによって、さっぱりしても清らかでもない、世の中の数多のものに傷つきやすい当事者の心は安らぐ。
だからこそ、繊細できめの細かい、「惚れるような」調和をひときわ必要としているのが、多くの発達障害当事者たちなのだと思う。

 
 
ユミズタキス

 
【関連記事】
センサリーを聴く:Letherette – ‘SAE’
アスペル電波傍受:Jon Hopkins – Singularity (Official Video)
プチサピエンス:J DillaのDonutsがすごい

トラブルメーカー、かく考える

 
こんにちは。テントントメンバーのTEHOです。今日は最近私が引き起こした職場でのトラブルについて、お話ししてみたいと思います。
 
続きを読む »

センサリーを聴く:Session Victim – Made Me Fly

Session Victim

Session Victim『Made Me Fly with Beth Hirsch』

5年前、「あすぺるうが」というゲームを作った。このミュージック・ビデオはその雰囲気に似ているね、と、原と話す。あの頃よりずっと、熱心に音楽を聴くようになった。ゼンハイザーのHD25と一緒に、今日もセンサリーな自由のあるヒトの在り方への創作的思索を深める。センスの力を集めて、必要なときにできることを、もっとできるようになるために。

 
 
ユミズタキス

楽になる言葉:I forgot that you existed

20210118

Taylor Swift – I Forgot That You Existed

Taylor Swift2019年リリースのアルバム、「Lover」に収録の1曲。サビはこう歌っている。

I forgot that you existed.
And I thought that it would kill me, but it didn’t.
And it was so nice.
So peaceful and quiet

(和訳)
あなたが存在するのを忘れてた。
忘れるのは死ぬほど辛いと思ってたけど、そうじゃなかった。
すごく気持ちよかった。
とても平和で静かだった。

“So peaceful and quiet”なんていい響きだろう。
困難を克服する時、それは不断の努力によって勝ち取った輝かしい勝利とは限らない。勝ちでも負けでもない、手放す(忘れてしまう)ことで克服できることも度々ある。手放すことは白旗を上げることでも逃げ出すことでもない。思い描いていた未来=克服できる”はず”の自分から決別することだ。それは思っているよりも怖いことではない。

I.T.

センサリーを聴く:Yaeji – WAKING UP DOWN

Yaeji

Yaeji『WAKING UP DOWN』

パンデミックの時代のフラット化した生活サイクルの中では、最も平凡なことでさえも困難な作業のように感じることがある。

続きを読む »

センサリーデザイン・デバイス「WEAR SPACE」、本日より一般発売開始!

47a7096f15c05fb827d9d2c8c3412446-800x534

画像出典元:株式会社Shiftall https://ja.shiftall.net/

ASD & ADHD Magazine TENTONTO代表のユミズです。本日ご紹介するのは、当サイトで度々ご紹介してきたセンサリーデザイン・デバイス、WEAR SPACEについての続報になります。
 
 
集中力を高めるウェアラブル端末 「WEAR SPACE」一般販売を開始-2020年11月20日ニュースリリース
 
 
こちらの記事によりますと、なんと本日より一般販売がスタート、Amazon、アスクルでも近日中に販売取扱いが開始されるとのことです。

価格は3万5,000円。昨今のコロナ禍での労働環境の変化から、在宅での仕事に集中するためにも用いることができるWEAR SPACEに、今後も注目が集まりそうです。
 
 
wearspace_release-800x311

画像出典元:株式会社Shiftall https://ja.shiftall.net/

 
TENTONTOwebでは、パナソニック アプライアンス社デザインセンターFUTURE LIFE FACTORY様とのコラボレーション企画や、実際に使用してみてのレビューについての記事を掲載中です。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
 
 
発達障害当事者はウェアラブルデバイス「WEAR SPACE」の癒やしを体験するか
FUTURE LIFE FACTORY by Panasonic Design × TENTONTO 「WEAR SPACE」体験会を行ないました
Wear Space: wearable device prototype by Panasonic – The Japan Times
集中できない障害―ADHD・発達障害の困難と、大きな反響を呼ぶパナソニック発の最新デバイス「WEAR SPACE」
WEAR SPACEで映画鑑賞体験―発達障害当事者レビュー
WEAR SPACEを入手!ファストレビュー①
WEAR SPACEを入手!ファストレビュー②
WEAR SPACE レビュー③ コロナ下におけるオフィス勤務での使用感について
 
 
ユミズタキス

WEAR SPACE レビュー③ コロナ下におけるオフィス勤務での使用感について

全体
ライターの青いロクです。6月末に”集中力を高めるウェアラブル端末”WEAR SPACEのレビュー( 第1回第2回 )を投稿しました。その後の使用状況、使用感について、改めてご紹介したいと思います。

続きを読む »

センサリーエッセー:匂いを感じるのが辛いときがある

 
8月の終わりのとても暑い日に、私は引越しをした。環境の変化を一番如実に感じるのは、私にとっては匂いの変化だ。内見で初めて部屋に入ったとき、ユニットバスの扉を開けたとき、居室の押し入れを開けたとき。それぞれ違う、未経験の匂いを嗅いだときの心持ちとしては、新しい環境に住まいを移すワクワクした気持ちよりも、不安感の方が勝っていた。

ASD+ADD傾向のある私は、匂いが原因で食べられないものがあるなど、以前から自分の嗅覚の特性に気づいてはいたが、今回は引越し作業の焦燥感もあって、文字通りに「臭いものに蓋」をしてしまっていたと思う。

少しでも嗅ぎなれた感じに近付けたくて、入居開始日にドラッグストアで消臭剤を探した。6つくらいの中から、一番無難な気がした「石けんの香り」を選んで、部屋に放置してその日は帰った。一週間後、旧居の退去日。荷物を積んだ車で乗り付けて、新居のドアを開けた瞬間に、なんだか小綺麗な公衆トイレのような香りがした。消臭剤選びに失敗したと思った。
 
  続きを読む »