ADD当事者が覗いてみた「にじさんじ」Minecraft配信
総勢80名以上の「バーチャルライバー」が所属するにじさんじは、2018年2月の活動開始以来、雑談や歌、ゲーム実況など様々なコンテンツを日々YouTubeで配信している。人気企画の一つにMinecraftの実況プレイがあり、共用の「にじさんじサーバー」で複数人が同時にマイクラプレイを楽しむ様子が高頻度でライブ配信されている。
総勢80名以上の「バーチャルライバー」が所属するにじさんじは、2018年2月の活動開始以来、雑談や歌、ゲーム実況など様々なコンテンツを日々YouTubeで配信している。人気企画の一つにMinecraftの実況プレイがあり、共用の「にじさんじサーバー」で複数人が同時にマイクラプレイを楽しむ様子が高頻度でライブ配信されている。
画像出典元:(株)山善 https://www.yamazen.co.jp/
ライターの青いロクです。秋が深まりつつあるころですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ASD当事者の自分が昨シーズンにアロマ機能付き加湿器を比較検討をした際の経験をお話しします。空気が乾燥していると不快を感じることが多く、いままで霧吹きで加湿をしていましたが一念発起した形です。
また、TENTONTOメンバー内でアロマオイルのセンサリーなリラックス効果が話題となっており、自分でも試してみたく思い検討することとなりました。今シーズンに向けて購入を考える方の助けになれば幸いと思います。
センサリーという言葉は、感覚に関連する、または関与する、という意味です。人々の暮らしの快適を作り出すために必要なセンサリーデザイン。万人に求められるもののはずですが、そのアイデアが既に存在するモラルやマナーに則していない場合、ぶつかり合いが起こります。
発達障害者の支援にあたって生じている壁も、誤解を解くことを重ね突き詰めていったあとに残るのは、既に存在する社会秩序との折り合いの部分になります。
その意味で、発達障害者のためのセンサリーの社会適用について考えることは、発達障害者支援のあり方の根幹の部分を考えることにも繋がります。
ライターの青いロクです。2019年7月28日(日)朝9時から10時の間、神奈川県川崎市麻生区 新百合ヶ丘駅前にある総合スーパー イオンスタイル新百合ヶ丘1F 食品・日用品売り場において、日本で初めての「クワイエットアワー」が実施されました。これを実際見てまいりましたので、様子を紹介します。
クワイエットアワーについては、日本初・川崎市のショッピングモールで「クワイエットアワー」を実施にて概要を述べた通りですが、音や光を減じて、感覚過敏当事者が買い物しやすい時間帯をつくる取り組みで、海外事例では来客が1割増えた実績もあります(NHKウェブサイト)。
朝9時から10時で実施とのことでしたが、8時50分ごろに現地に着いたところ、すでに消灯やBGM停止が実施されているところでした。
なお、写真撮影については、イベント担当者に確認したところ来客のプライバシーに配慮すれば問題なく可能とのことでした。
画像出典元:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/
今週日曜の7月28日、川崎市のショッピングモールで、感覚過敏をもつ発達障害当事者のための「クワイエットアワー」を日本で初めて実験的に実施することが発表されました。
川崎市:日本初!商業施設における「クワイエットアワー」を実施します
クワイエットアワーとは、聴覚、視覚の過敏さをもつ発達障害者が安心して施設内で過ごせるよう、特定の曜日や時間帯で施設内の音や光を低減するという取り組みです。一例として、英国の大手スーパーマーケット・モリソンズでは、全ての店舗で毎週土曜日の朝、クワイエットアワーを実施しています。
発達障害者は、感覚のズレによってどのように苦しんでいるのでしょうか。発達障害由来の感覚のずれを解決する、センサリーなものごとにおいて常に考えなければならないことに、人、場所、そして体調という要素があります。
今回は一般にストレスの低いとされる状態や場所においても、当事者はストレスを感じやすいということをお伝えしてみようと思います。
今回から発達障害者に関する、精神的自由権の話をしはじめようと思います。
発達障害者は一次的に非定型であること、社会のサポートが得られない場合には二次的にも非定型になりうることは前回述べました。非定型であることによる人間社会における困難は、どの国どの地域においても、生存を脅かされるほどにとても大きいものであると言えます。
ホモ・サピエンスという種は、想像力によって大人数と心を通わせる団結力によって地球を支配してきました。そのため、一旦心を通わせにくい、心を通わせられない存在が現れたとなると、目の敵にして排除を試みてきた歴史があることを、ユヴァル・ノア・ハラリ氏は指摘しています。犯罪者や精神障害者に対する蔑視は、不快昆虫に対する敵意のように、多くの人の共同主観的な想像の中に横たわっています。
さっそくですがお話をしていきたいので、まずはひとつめの前提を共有させていただきたいと思います。
それは、発達障害者は一次的に非定型なので、定型であることによる社会的恩恵を受けられない、という点になります。定型であることによる社会的恩恵を受けられないという、精神的な困難を負うのが発達障害の当事者です。そのため十分なサポートが受けられない場合、発達段階に相応しくないような、たとえば、低次の防衛機制の形を取る精神を持つ場合がままありえます。その結果として、二次的な非定型の特徴を併せ持つことになり、定型であることによる社会的恩恵をより受けられない悪循環が発生します。
この悪循環を止めるためには、一次的に非定型な部分での社会的なサポートがまず必要だろう、一次的な非定型による困難は感覚のズレから生じるので、この問題に対処していこうという発想が、センサリーデザインのひとつの根拠になります。
こんにちは、発達障害とセンサリーデザインについての冊子を発行してきた団体TENTONTOで代表をしております、ユミズタキスです。
2014年からこの活動を始めて今年で6年目、いよいよ日本の発達障害関連のニュースにて「センサリー」という言葉が聞かれるようになりました(→Jリーグ川崎フロンターレ、等々力競技場にセンサリールームを設置)。耳馴染みのないこのカタカナ語、活動を始めた当初は日本語で検索しても、ほとんどヒットすることのないワードでした。ヒットしたとしても官能検査と呼ばれる科学的手法を用いた研究の内容であったり、五感を刺激することに関するマーケティングの手法についてや、高級ホテルの快適さを伝えるためのカタカナ修飾語の中のひとつであったり、というもので、発達障害に関連した情報はありませんでした。
大人になって発達障害の診断を受けた自分が、これまでの自分とこれからの自分を一貫させるような何かをしたい、そのような何かをしている人になりたいと考えたとき、そのひとつに「大事だと思うことを大事だと言う人になる」、というものがありました。言葉にならない自分の思うことを、たくさん調べものをして言葉にすることがとても好きなタイプのASD者の私。sensoryというキーワードを全英自閉症協会が使っているのを知って、「発達障害について伝えるべき大事なことだ!」と強く思ったことが活動のはじめでした。