画像出典元:ロシアNOW 様 https://jp.rbth.com
TENTONTO編集長のユミズタキスです。このコーナーではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアといった国々でのセンサリーデザインに関する最新情報をお届けしていましたが、本日は隣国ロシアでの状況について記事を見つけましたので、こちらをご紹介します。
ロシアの総合情報サイトロシアNOWの日本語版にて2016年7月、ロシア国内初の自閉症スペクトラム児向け映画上映の試みが紹介されています。
自閉症児童に映画館開放 http://jp.rbth.com/society/2016/07/22/613951 続きを読む »
本日はアメリカ・イリノイ州ベレビルの地方紙Belleville News-Democratのwebサイトより、Can 12-year-old convince school administrators to allow Minecraft game at school?(12歳は学校でのマインクラフト許可を学校管理者に説得できるのか?)というタイトルの動画をご紹介。マインクラフトが自閉症をもつジェームズにとって学校生活を豊かにするセンサリーな存在であることが、動画からうかがい知れます。
http://www.bnd.com/news/local/education/article124127864.html
12歳は学校関係者にマインクラフトを学校に持ち込むことを求める 2017年1月3日 中学1年生のジェームズ・モートンは、イリノイ州ベルビルの中央中学校にて、ブロック遊びや冒険のできるゲーム『マインクラフト』で交流するための、新しいクラブを始めたい。自閉症をもったジェームズはまた、『マインクラフト』を教室での教材として先生たちに使い始めることも求める。 スティーブ・ナギ
2017年1月3日
中学1年生のジェームズ・モートンは、イリノイ州ベルビルの中央中学校にて、ブロック遊びや冒険のできるゲーム『マインクラフト』で交流するための、新しいクラブを始めたい。自閉症をもったジェームズはまた、『マインクラフト』を教室での教材として先生たちに使い始めることも求める。 スティーブ・ナギ
ユミズ タキス
【関連記事】 なぜASDを持つ人はマインクラフトが好き? 自閉症児・ASDを持つ子供のためのMinecraftサーバー・Autcraft Minecraft: Education Edition、いよいよ11月1日よりスタート!
画像出典元:Chuck E. Cheese’s 様 https://www.chuckecheese.com
本日ご紹介するのは、先週日曜日からアメリカのレストラン、チャッキーチーズで始まったセンサリーフリーサービスの話題です。自閉症スペクトラム障害をもつ子どもたちとその親のために、毎月1回特定の店舗にて店内の照明と音を小さくする時間を設けるという新サービスです。主婦向け情報サイトGood Housekeepingより、記事を日本語訳でお届けします。
http://www.goodhousekeeping.com/life/news/a42327/chuck-e-cheese-sensory-free-sundays/
チャッキーチーズ、自閉症児のためにセンサリーフリー・サンデーを開設 だれにでも楽しい日曜日をすごす権利がある。 続きを読む »
だれにでも楽しい日曜日をすごす権利がある。
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画像出典元:DiMare Design 様 http://www.dimaredesign.com
編集長のユミズタキスです。ASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもたちがストレスを抱えにくい空間。センサリールーム、またはセンサリースペースと呼ばれるそんな空間は、快適な部屋作りを目指す世界のインテリアデザイナーにとって、チャレンジングな課題になっています。今日の更新では、インテリアデザイナーのデボラ・ローゼンバーグ(Deborah Rosenberg)さんデザインの『センサリースペース(Sensory Space)』を、イラストに描かれた言葉の日本語訳とともにご紹介します。
http://www.dimaredesign.com/interior-design-for-kids-and-the-brain/
画面上: ・柔らかい光の、どぎつくない照明。
画面左: ・子どもの目線に配した、好奇心と遊びを作り出すための透明なおもちゃ箱。 ・体の動きとバランスを養うためのすべり台。
画面右: ・自然や動物のポジティブな写真。 ・バランス感覚とリラックスのためのハンギングチェア。
画面下: ・触覚を刺激する質感のラグ。 ・包まれた感じになるためのネストベッド。 ・くつろげる覆われた空間と柔らかな照明のあるテント。
画像出典元:Redshift 様 https://redshift.autodesk.com/
こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナーの第26回でご紹介した、ミシガン大学ショーン・アルクイスト教授の自閉症スペクトラム症状と触覚刺激をテーマにした建築プロジェクト。今月6日にデザイン情報サイトRedshiftにて続報が公開されていましたので、今日はその記事の一部を翻訳してお伝えします。
https://redshift.autodesk.com/architecture-for-autism/
N = ナビ(案内) センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 代表のユミズ タキスです。
このコーナーでは、私達TENTONTOが皆さまに一番お伝えしたいこと、センサリーデザインについて、僭越ながらご紹介させて頂きます。第5回は、センサリーデザインの対象をより深く知って頂けるよう、自閉症スペクトラム(ASD)の特徴の様々な現れ方(スペクトル性)をご紹介します。
今回はアメリカ疾病管理予防センターのサイトにまとめられた記載をご紹介させて頂きます。
O = オーダー(秩序) なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。 インターネット上にアップロードされた、アスペルガーを含む、自閉症スペクトラム障害(ASC)を表現する動画たちのご紹介。
評:「これはアニメーションです」という記号として、レトロフィルムのような汚れが映る演出を使っている。また音声と言葉を排してあるので、●と■の動きのちがいのみに集中できるようになっている。●の真似をする■の動きのもたつきが、自閉症スペクトラム症状(ASC)ゆえに同じようにできないことのもどかしさを感じさせる。150人に1人という数字を用いた具体的な指標によって、マイノリティの存在であることを示している。(疫学における発生数は、ASD者の研究が進む中で変動している。現在ではおよそ100人に1人程度存在する症状とされているが、幅広い自閉症の表現型(BAP)の存在など、まだわかっていないことも多い。)
ユミズタキス
~こちらは2015/12/27公開の記事の再掲載です~
こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナー【センサリーデザイン最前線】では、日進月歩で開発の進むセンサリーデザインの話題をお届けしています。近年、日本の街でもハロウィンが終わるとすぐに街全体がクリスマスムードに盛り上がってきますが、本日は一足早いクリスマスのお話です。
一般的なクリスマスといえば、たのしい音楽を響かせ、色とりどりのイルミネーションや、大勢の人々でにぎわいます。そしてサンタクロースはプレゼントの袋を抱え、大きな声で笑う、といった感じでしょう。
しかし、発達障害当事者の中には、大きな音が怖かったり、眩しい光が苦手だったり、人ごみがつらくてムリな人もいます。そういった刺激のために、せっかくのイベントを楽しめないことがままあります。
https://youtu.be/1WAE-6uERrE
そこで、自閉症スペクトラムやその他のスペシャルニーズを抱える子供達のために、「センサリー」なサンタクロースがアメリカに住んでいるようです。センサリーなサンタさんは、静かな声で話し、イルミネーションがまぶし過ぎず、人ごみのないゆったりしたところで会ってくれます。「クワイエット・サンタ」、「サイレント・サンタ」などと呼ばれています。ひとりひとりに十分な時間と空間を確保するために、会うには予約が必要だったり、通常のクリスマスよりも早い時期だったりします。
以前もこのコーナーでセンサリーな映画館や劇場の取り組みについて取り上げました。海外におけるスペシャルニーズに対する柔軟な姿勢は、感覚の違いをそのままスペシャルな経験に活かしているように感じます。今後も「センサリー」な情報をお届けしたいと思います。
~こちらは2016/11/15公開の記事の再掲載です~
画像出典元:Star Tribune 様 http://www.startribune.com/
こんにちは。TENTONTOメンバーのYutaniです。このコーナー【センサリーデザイン最前線】では、世界中で次々と生まれるセンサリーデザインの事例についてご紹介しています。
今回は、先日更新の記事に引き続き、米・ミネソタ大学の学生企業家チームが開発したセンサリーなバックパック、Nesel Packについてご紹介します。Nesel Packは、自閉症スペクトラム症状をもつ子どもたちのためにデザインされたアイテム。感覚刺激のニーズに応える、数々の仕掛けが盛り込まれています。
ニュースメディアStarTribuneより、9歳の男の子によるNesel Packの「試用」を取り上げた記事を、前回の続きから、和訳でお届けします。
本日は、米・ミネソタ大学の学生企業家チームが開発したバックパック、Nesel Packをご紹介します。Nesel Packは、自閉症スペクトラム症状をもつ子どもたちのためにデザインされたアイテム。感覚刺激のニーズに応える工夫が盛り込まれた、センサリーなバックパックです。
ニュースメディアStarTribuneより、9歳の男の子によるNesel Packの「試用」を取り上げた記事を、和訳でお届けします。