パナソニック『BOX型センサリールーム』販売へ。騒音や光からの避難場所を提供
センサリーデザイン最前線 第74回
ライターの青いロクです。パナソニックは今年の2026年より、設置が容易な「BOX型センサリールーム」を国内販売し普及を目指すというニュースです。およそ1畳の広さがある部屋となっており、防音に配慮し、落ち着く音や光でリラックスできるようになっているとのこと。本記事では調査した範囲で、関連情報についてまとめてみました。
ライターの青いロクです。パナソニックは今年の2026年より、設置が容易な「BOX型センサリールーム」を国内販売し普及を目指すというニュースです。およそ1畳の広さがある部屋となっており、防音に配慮し、落ち着く音や光でリラックスできるようになっているとのこと。本記事では調査した範囲で、関連情報についてまとめてみました。
眠くて疲れているのに自分の内側がうるさくて、どうやって落ち着けばいいかわからないときがある
気が付いたらYouTubeの履歴には、ジャズ、クラシック、ミニマルミュージック、テクノ、アンビエント、実験音楽など、いくつものジャンルを混ぜ合わせたような音楽が残っていた
そしてアルゴリズムの果て、この曲を見つけた
バスに乗ってほんの数駅分揺られる間だけ心を委ねられる
内省的で私的な感覚を大事にしてくれる場所に来られたと思った
発達障害という精神の障害。趣味嗜好の偏りや強迫性、感覚の過敏がみられることも多い当事者の思考回路に、もし非当事者がダイブできるのなら。その特異な精神世界を伝えるような芸術表現を探すコーナー
* * *
ちゃちさは、かわいらしさでもあり、冷静さでもある。小さくすることで扱いやすくなるし、扱いやすいということは、落ち着けるということでもある。一瞬ですべてが消費されてしまう今の世界。だからこそ、感覚の鋭い人種は、ゆっくり過ごすために、よりちゃちく。一瞬で平らげる目、耳、口では分からないほどに。
ユミズ タキス
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最終的に発達障害者の身を助くのは自らの○○○○
ライターの青いロクです。2025大阪・関西万博が4月に開会しました。このイベントでは感覚刺激に配慮した休憩室「カームダウン/クールダウンルーム」が各所に設置されています。
画像出典元:レゴランド・ジャパン https://www.legoland.jp/
日本・名古屋の遊園地「レゴランド・ジャパン」に、自閉症スペクトラム児向けに感覚ガイドおよびクールダウンスペースが用意されるとのニュースです。感覚ガイドは設置済み、クールダウンスペースは明日よりの実施です。
画像出典元:株式会社 ヤマダホールディングス https://www.yamada-holdings.jp/
ヤマダデンキでこのたび、相模原店で昨年から実施していたクワイエットアワーを神奈川県の18店舗に拡大する試みが始まります。一部店舗除き、2月13日よりスタートします。
先々月お伝えした、アメリカ・ウォルマートでの「センサリーフレンドリーな時間帯」の全店舗実施をはじめ、店内のBGMや館内放送のカット、店内照明の部分的な消灯、展示家電製品の消音といった形で感覚に配慮した店舗環境づくりを取り入れることが活発になっています。日本での試みの広がりを頼もしく感じます。
この間、駅のホームで高級寝台列車が停まっているのを見かけました。見るからにお金のかかった外装のデザイン。きっと特別なときに乗るのでしょう。
そういう寝台列車ではないですが、私も寝台列車に乗ったことがあります。駅のホームから電車に乗って自分のコンパートメントに入ると、駅での雑踏から一転、こじんまりとして自分だけの空間という感じがします。そのときは造り付けの寝具でダニにくわれて大変な思いをしたのですが、空間としては好ましいなと感じたのを覚えています。
公共の場において個人的なスペースが得られることの価値も高いものがありますが、雑踏の感覚刺激に非常に疲れてしまいやすい発達障害の当事者としては、公共の場を通り過ぎずに個人的なスペースに居るまま移動できる自家用車は、かなり快適だったりします。
それの究極に快適な形、キャンピングカーのような空間プロダクトは、当事者として落ち着ける場所の代表なのかもしれない、とも思います。
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ライターの青いロクです。昨月28日のニュースリリースによると、大手ディスプレイデザイン会社の乃村工藝社が、筑波大学・佐々木准教授と協力して福岡PayPayドームにて「センサリールーム」の利用環境を調査したようです。国内のディスプレイ業大手がセンサリールームを研究テーマとして公表するのは、おそらく初めてのことです。
画像出典元:乃村工藝社 https://www.nomurakougei.co.jp/
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画像出典元:東京すくすく https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/
今月中旬、さいたま水族館にて試験的に「クワイエットアワー」が開催されました。これまでもTENTONTOでは「クワイエットアワー」に関する国内外の事例をご紹介してきましたが、日本各地で導入の動きが少しずつ盛んになっています。今回実施された際の利用者の反応など、詳細についてはこちらをご覧ください。
さいたま水族館で「クワイエットアワー」 感覚過敏の子どもに配慮して音声なし、照明も調整 – 東京すくすく
画像出典元:URAGAWA-Knowledge https://note.com/uragawa_note/
ライターの青いロクです。パナソニックは、親子向けのセンサリールームでコミュニケーションをしやすい環境を作ることを提案し、また、事業化を目指しています。この記事では、自閉症スペクトラム児向けに日本でも設置が進む、競技場の観戦室としてのセンサリールームなどとも比較しつつ紹介したいと思います。