コラム:センサリーデザインにおける優先順位の話
センサリーデザイン(一人ひとりの感覚に寄り添うデザイン)を発達障害の当事者として考えるとき、重要な観点として、「その人の感覚における適切な優先順位をつける」必要があると思います。自分自身の感覚を通じて、簡単に文章にしてみます。
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センサリーデザイン(一人ひとりの感覚に寄り添うデザイン)を発達障害の当事者として考えるとき、重要な観点として、「その人の感覚における適切な優先順位をつける」必要があると思います。自分自身の感覚を通じて、簡単に文章にしてみます。
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画像出典元:YURENIKUI http://yurenikui.jp/
代表のユミズです。熱暑が続いている昨今、夏に屋内にこもりがちなのは仕方ないなと思う反面、やっぱり外で身体が動かしたくなるのも運動好きADHDのサガ。明け方ごろに近所の公園や裏山へ行って運動欲を満たす私ですが、それでも相当な暑さです。
発達障害を持っていると、一次障害的に痛みや苦しさに鈍感(ハイポ)なために、自分の感じているよりも身体の方がピンチに陥りやすい傾向がある人々がいます。私はもともと遺伝的に暑さに比較的強い面はあれど、ただでさえADHDで気が散りやすいので、なるべく体調管理を意識していないと危険なタイプと自己認識しています。
ただ、私の運動するときのポリシーとして「格好から入らない」というのがあります。身体を余計なものを揃えず持たずで、道具を揃えて満足するのではなく、身体の方を鍛える、実力を上げることに優先順位をもっていけるようにするための考えです。
そのため着のみ着のままで運動することが多いのですが、春ごろにウェアの胸ポケットが破れ(入れていたスマホが重かった)、今度はジャージの尻ポケットにスマホを入れると下着の衣擦れがひどく、さすがに何かしらの対策がいるなと感じました。
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提供:PR TIMES https://prtimes.jp/
TENTONTO編集長のmarfです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。今回は第60回で取り上げた日本国内でのセンサリールーム展開の続報がありましたので、記事にてご紹介したいと思います。
Yogiboプロデュースによる「センサリールーム」 Yogibo WEリーグが行われる「ノエビアスタジアム神戸」に常設 – PR TIMES
画像出典元:Lichess.org https://lichess.org/
代表のユミズです。これは私の愛用の「グルゲニゼシステム」の図です。今日は趣味のチェスの話を通して、発達障害(自閉症スペクトラム)当事者の好むシステムというものと、センサリーデザインについて語ってみたいと思います。
発達障害(自閉症スペクトラム)の当事者はシステム化指数(SQ)が高いとされているが、私もシステムが大好きだ。システムへの愛好は、メモリ(作動記憶)が小さく、見落としを多発させやすいASD+ADHDの私の身を非常に助ける。
電車しかり、自然科学しかり、コンピュータしかり、シミュレーションゲームしかり。いつも自分を助けてくれるから、決まった動きをするものの構造に興味が湧くし、研究し、自分がシステムを作ることにも熱心になれる、というものだ。
さて、頭脳スポーツ、チェスの序盤定跡(オープニング)にも、システムと呼ばれる種類のものがある。細かい相手の応手を覚えていなくても、ほとんど同じ陣形を組めるタイプの定跡だ。面白い話題なので、チェスをやったことがない人にも伝わるよううまく言葉を選んで書きたい。
画像出典元:新井英樹『シュガー』4巻200ページ・講談社
こんにちは、TENTONTOメンバーのTEHOです。日に日に秋めいてきつつあるこの頃、秋といえばスポーツということで、今回は私が最近始めたスポーツについて書いてみたいと思います。
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画像出典元:川崎ブレイブサンダース公式twitter
https://twitter.com/brave_thunders/
編集長のmarfです。本日より、バスケットボールチーム川崎ブレイブサンダースのホームゲーム会場(川崎市とどろきアリーナ)にて、イヤーマフ(防音保護具)の無料貸出サービスが始まりました。
貸し出されるのは以前TENTONTOでも聴覚過敏者向けのスタイリッシュなデザインとしてご紹介したJVCケンウッドのイヤーマフEP-EM70です。
画像出典元:株式会社JVCケンウッド https://www3.jvckenwood.com/
画像出典元:BBC http://www.bbc.com/
※画像はイギリス・ノッティンガムのセンサリールームになります
今朝のNHKおはよう日本の放送にて、Jリーグ川崎フロンターレの等々力競技場に自閉症スペクトラム・感覚過敏児向けの施設「センサリールーム」が設置される最新ニュースが報道されました。共生社会ホストタウン川崎の大きな試みです。
感覚過敏の子どもたちを競技場へ|けさのクローズアップ|NHK おはよう日本
ASD & ADHD Magazine TENTONTOでは、世界のセンサリールームの事例、そしてセンサリールームをつくるための根拠になっている考え方、センサリーデザインについてご紹介してきました。こちらもあわせてご覧ください。→タグ:センサリールーム
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センサリーデザインとは?
センサリーデザイン最前線
ユミズタキス
画像出典元:Islington Gazette http://www.islingtongazette.co.uk/
こんばんは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。ひとりひとりの感覚の違いに寄り添うデザイン、センサリーデザインの最新の話題をお届けするこのコーナー。本日は先週イギリス・ロンドンで発表された新しいセンサリールームの話題です。ニュースサイトIslington Gazetteより、記事の内容を拙いながら私の日本語訳にてお届けしたいと思います。
N = ナビ(案内)
センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
画像出典元:BBC 様 http://www.bbc.com/
こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はBBCのwebサイトより、自閉症スペクトラム者へ向けたイギリスにおける支援のニュースを和訳でお届けします。
イギリスでは今年に入ってから、センサリールームをサッカー場に設置する取り組みが始まっています。ノッティンガムシャー州のノッツ・カウンティFCは今月の初め、自閉症者が観戦するための特別な部屋をサッカー場に設けました。
http://www.bbc.com/news/uk-england-nottinghamshire-37268496
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画像出典元:Quest News 様 http://www.couriermail.com.au/
こんにちは、筋肉痛大好き、編集長のユミズタキスです。このコーナーもあっという間に第3回。引き続き、自閉症スペクトラム(ASD)をもつ人向けのスポーツの一例として、ボクシングことはじめの記事を書いていきます。
※検索でいらしたボクシングを学んでいる方にも、何かしら持ち帰っていただける文章を目指して書いています。
前回は、ボクシングの基本の姿勢として、アゴを引く動作について解説しました。組手を重ねないとこうしなきゃ、と思いにくい動作なぶん、アゴを引く意識が抜けやすく、上達の妨げになることのままある要素だと思います。そのぶんキッチリできると、見た目もスタイリッシュに見えますね。
今日の記事は前回予告したとおり、ボクシングの攻撃面の話を少ししてみたいと思います。