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あまさず討論:ゲームばっかりやってるとバカになる?2

徹底討論

コーギィ&ヨーゴのあまさず討論 第6回

こんにちは、TENTONTOメンバーのTEHOです。犬のコーギィと猫のヨーゴがケンカ…ではなく、真剣に<感覚の違い>について論議(ディベート)するこのコーナー。今日も先週に引き続き『ゲーム脳』について、抗議vs擁護で分かれて話し合います。

コーギィ(以下コ) : …ゲームのやり過ぎで生活リズムが崩れて、ちょっとウツっぽくなっちゃうこともあるのは認めるよ。
ヨーゴ(以下ヨ) : ウンウン、そうニャろ。

コ : でも、そんなことくらいで僕らゲーマーがゲーム脳だなんて揶揄されるのは、さすがに納得いかないよ。
ヨ : …そんなもんじゃないニャ。
コ : そ、そんなもんじゃない?

ヨ : そうニャ。健全な生活を脅かすリスクがまだまだあるのニャ。
コ : 僕を見てもそう思うの?
ヨ : コーギィを見てそう思うのにゃ!

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ノッティンガムのサッカー場に英国内で2番目となるセンサリールームが開設

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センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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画像出典元:BBC 様 http://www.bbc.com/

センサリーデザイン最前線 第27回

こんにちは、編集長のユミズタキスです。本日はBBCのwebサイトより、自閉症スペクトラム者へ向けたイギリスにおける支援のニュースを和訳でお届けします。

イギリスでは今年に入ってから、センサリールームをサッカー場に設置する取り組みが始まっています。ノッティンガムシャー州のノッツ・カウンティFCは今月の初め、自閉症者が観戦するための特別な部屋をサッカー場に設けました。
 
http://www.bbc.com/news/uk-england-nottinghamshire-37268496
 
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あまさず討論:ゲームばっかりやってるとバカになる?

徹底討論

コーギィ&ヨーゴのあまさず討論 第5回

こんにちは、TENTONTOメンバーのTEHOです。犬のコーギィと猫のヨーゴが話し合うこのコーナーも、はや5回目になりました。ASDやADHDの感覚の違いについて抗議vs擁護で分かれて話し合うディベートコラム、今回は『ゲーム脳』が論題です。
 
 
コーギィ(以下コ) : 今日の議題は『ゲーム脳』についてだね。実はボク、かなりのゲーマー犬なんだ。ふふん。
ヨーゴ(以下ヨ) : ここでのゲーム脳って言葉は、<ゲームばっかりやってるとバカにニャる>ってやつだニャ。ヨーゴもそう思うニャ~。
コ : とっ、とんでもない!そんなのひどい言いがかりさ。

ヨ : コーギィはいっつもゲームばっかりやってるゲームバカなのニャ。
コ : ゲームバカじゃなくて、ゲーマーと言ってほしいところだね。
ヨ : どっちでもいいニャ。一生の貴重な時間のほとんどを、ゲームで無駄にするバカに違いはないニャ。

コ : …ヨーゴ、一つ言わせてもらうよ。
ヨ : んニャ?
コ : 僕はゲームをやることで、時間が無駄になっているとは思わないね!
ヨ : ニャに?!

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自閉症者向けの”リラックス開館時間”でプログラミングを学ぼう

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画像出典元:MK CITIZEN http://napavalleyregister.com/eagle/

センサリーデザイン最前線 第44回

こんにちは、TENTONTOメンバーのボル箱です。ここ最近暑いですね。私は引っ越してから初めて近所の市民プールに行ってみました。お水が気持ちよくてセンサリーでしたね。波がひんやりと腕に当たる感じとか、ぷかぷか浮く感じが好きなんですよね。でも途中意識が朦朧としてスポドリをぐびりと飲んで休みました。皆様熱中症にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回はイギリスの博物館での自閉症スペクトラム(以下ASD)の人のためのリラックス開館時間を設ける試みをご紹介します。ニュースメディアMK CITIZENより和訳してお届けします。

http://www.miltonkeynes.co.uk/news/tnmoc-wins-prize-to-develop-relaxed-openings-for-people-with-autism-in-milton-keynes-1-8071503

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マインクラフトでトモダチつくろっ―自閉症スペクトラム児が集まるゲームサーバー”Autcraft”

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(火) N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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画像出典元:https://www.newscientist.com

センサリーデザイン最前線 第23回

こんにちは、ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 編集長のユミズタキスです。

私たちのフリーペーパー最新号TENTONTOno.5でご紹介した、カナダ在住の発達障害者支援活動家スチュアート・ダンカンさん。彼のマインクラフトを使った自閉症スペクトラム児とその親への支援活動の最新記事が、先日New Scientistで紹介されました。

世界中から注目の集まるDuncanさんの、自閉症児に寄り添うセンサリーな支援活動。本日はNew Scientistの記事を日本語訳にしてお届けします。

https://www.newscientist.com/article/mg23030713-100-how-is-helping-children-with-autism-make-new-friends

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バンクーバーのお父さん、息子のため自閉症スペクトラムの主人公が活躍するSFを書く

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Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 
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画像出典元:Oregonlive.com 様 http://www.oregonlive.com

テントントさんがやってみたコト 第15回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、自分の抱える感覚の違いに基づいて活動をされている方々をご紹介しています。本日は自閉症をもつ息子をモデルにして小説を書いたブライアン・タシマさんをご紹介します。

ブライアンさんはバンクーバー在住のミュージシャンです。
彼の息子、トーリン・タシマさん(現在17歳)はアメリカにいる自閉症スペクトラム障害をもつ350万人の中の1人です。彼は幼い頃に、数列や対話をそっくり記憶する、地元のモールを歩いては詳細な地図を作る、コンピュータを使う方法とそれを一から作る方法を見つけ出すなどをやってのけました。こういったASD者にみられるシステム指数の高さゆえの突出した能力が、父親ブライアンさんにはまるで魔法か強大な力のように思えたそうです。
それで、ある日トーリンさんが「自分のための本を書いてほしい」とブライアンさんに頼んだことを機に、ヤングアダルトSFファンタジー・シリーズ “Spectraland Saga” を執筆しました。
自閉症を強大な力として使う10代の子が主人公です。また、そのキャラクターはブライアンさんのようにミュージシャンでもあります。音楽が危機の瞬間に彼をもう一つの世界に導きます。

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自閉症児向けマインクラフトサーバー創設者、ABC Newsで語る

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提供:ABC News http://abcnews.go.com

センサリーデザイン最前線 第42回

TENTONTO編集長のユミズタキスです。最新のセンサリーデザインの話題をお届けするコーナー、センサリーデザイン最前線。本日はフリーペーパーTENTONTOでもインタビューをさせていただいた、自閉症児向けマインクラフトサーバー創設者スチュアート・ダンカンさんの、ABC Newsによるロング・インタビューをご紹介します。ABC Newsの記事を日本語訳でお届けします。

http://abcnews.go.com/Lifestyle/single-father-creates-safe-haven-children-autism-play/story?id=47470445

シングルファーザー、自閉症児がオンラインで一緒に遊べるセーフ・ヘイヴンを作り出す

キャサリン・トルベケ 2017年5月19日

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とあるシングルファーザーは、自閉症をもつ子供たちや大人のために特化したMinecraft(有名なマルチプレイヤーゲーム)サーバーを動かすため、仕事を辞めた。そして、オンライン・コミュニティと、自閉症者とその家族のためのセーフ・ヘイヴンを創出することになった。

今回ABC Newsで取り上げるのは、オンタリオ州ティミンズに住むスチュアート・ダンカン(40)。マインクラフトを彼の子どもと一緒にプレイすることが好きなことが高じて、Autcraftというサーバーを2013年よりスタートした。

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テントントなスラング:picky

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O = オーダー(秩序)

なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
 
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TENTONTOエンタメ部 第23回

こんにちは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

エンタメ部のコーナーでは、海外のスラング(隠語)をキーワードに、多くの人と感覚の違いをもって暮らす人=テントントさんの生活について考えてみる企画をお送りしています。題して、「テントントなスラング」

今回ご紹介するのは、アスペルガーの当事者にまつわるかなり多くの場面で使われている英単語。スラングというよりも一般的な言葉に近いものです。

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テントント1コマ劇場:想像力の乏しさ、やってみること

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ユミズ タキス 作  marf 絵

自閉症スペクトラムをもつ少年(10)の思いを綴った詩、facebookで話題に

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Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 
10-year-old writes beautiful poem about life with Aspergers

画像出典元:http://www.today.com

テントントさんがやってみたコト 第21回

みなさん、こんにちは。TENTONTOメンバーのmarfです。

自閉症スペクトラムをもつ10歳の男の子が書いた“I Am”という詩が、今話題になっています。2週間前にFacebookにて投稿されたこの詩は、自閉症児を育てる親たちを中心に大きな反響を呼び、今日までに3万以上Likeされています。

本日はThe Huffington Post Australiaにこの詩についての記事がありましたので、一部を日本語訳にしてご紹介いたします。

10-Year-Old Boy’s Moving Poem Gives A Glimpse At Life With Autism(2016/04/12)

10歳のベンジャミン・ジルー君は自閉症スペクトラムを持っています。彼は学校の授業で「私は○○です」「私は○○と思います」のような言葉を使って詩を書くことになりました。今回の“I Am”と題した詩は、そこで書かれたものです。
(以下拙訳です)
 
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