ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO 公式サイト

TENTONTOweb

TAG: ASD

Dinah #63 「ダイナ、カンファレンスへ行く」

dinah_conference_head

TENTONTOエンタメ部 第77回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしてきた「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミックです。今週も、新しいエピソードの翻訳版を公開します。

大学の研究室で、学会のカンファレンス(会議)に来たダイナ。会場に入るところで、男性に声を掛けられました。なにか用があって、ダイナに話しかけたようなのですが…?

続きを読む »

「良い」ができあがるって、しあわせ。

tentonto_chillrenu

CHILLれぬ日々を過ごす 第11回

みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。”発達障害当事者の日常”をテーマに、リラックス出来ないASD(自閉症スペクトラム)&ADHD(注意欠陥性・多動性)のココロを描くこのコーナー。今日はみなさんに「産みの苦しみでチルれない」というテーマで、お話をしたいと思います。

続きを読む »

センサリーなサンタさんがやってくる

センサリーデザイン最前線 第31回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナー【センサリーデザイン最前線】では、日進月歩で開発の進むセンサリーデザインの話題をお届けしています。近年、日本の街でもハロウィンが終わるとすぐに街全体がクリスマスムードに盛り上がってきますが、本日は一足早いクリスマスのお話です。

一般的なクリスマスといえば、たのしい音楽を響かせ、色とりどりのイルミネーションや、大勢の人々でにぎわいます。そしてサンタクロースはプレゼントの袋を抱え、大きな声で笑う、といった感じでしょう。

しかし、発達障害当事者の中には、大きな音が怖かったり、眩しい光が苦手だったり、人ごみがつらくてムリな人もいます。そういった刺激のために、せっかくのイベントを楽しめないことがままあります。

https://youtu.be/1WAE-6uERrE

そこで、自閉症スペクトラムやその他のスペシャルニーズを抱える子供達のために、「センサリー」なサンタクロースがアメリカに住んでいるようです。センサリーなサンタさんは、静かな声で話し、イルミネーションがまぶし過ぎず、人ごみのないゆったりしたところで会ってくれます。「クワイエット・サンタ」、「サイレント・サンタ」などと呼ばれています。ひとりひとりに十分な時間と空間を確保するために、会うには予約が必要だったり、通常のクリスマスよりも早い時期だったりします。

以前もこのコーナーでセンサリーな映画館劇場の取り組みについて取り上げました。海外におけるスペシャルニーズに対する柔軟な姿勢は、感覚の違いをそのままスペシャルな経験に活かしているように感じます。今後も「センサリー」な情報をお届けしたいと思います。

コラム:アスペをいっそ文脈盲と呼んでみる

navi
N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
カエテクスティア(caetextia)と言う言葉があります。カエクス(盲)とコンテクスタス(文脈)を合わせた造語で、文脈盲を意味します。アイルランド人の心理学者のジョー・グリフィンとイギリス人の心療内科医のイワン・ティレルが2007年よりこの概念を提唱し、この文脈盲という言葉でASD、特にアスペルガーの特徴を表現、認知を広めていく活動をしています。

公式サイトに詳しい説明がありましたので、こちらより引用します。

http://www.caetextia.com/index.html

続きを読む »

【お知らせ】Twitterフォロワー200人突破!/TENTONTOno.7、まもなく完成

no-7%e3%83%ad%e3%82%b4

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

今日の更新は、皆さまへのお礼の記事となります。昨年5月からスタートしたTENTONTOのTwitterアカウントのフォロワー数が、200人を突破しました!皆さまの応援やTwitterでのコメント、リツイートやお気に入り。毎回大変うれしく、制作の励みにしています。

そして、現在制作中のフリーペーパーTENTONTO最新号・no.7、まもなく完成の見込みです。今号のテーマは「セーフモード」。TENTONTOメンバーがそれぞれのスタイルで表現した「安全に物事に取り組めるモード=セーフモード」についてお届けします。テーマカラーは「セルリアン」です。最新号の全国での配布開始は、今月末を予定しています。完成まで今しばらく、お待ちください。

これからも、ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTOをよろしくお願いいたします!

Dinah #62 「ダイナとタイツ」

dinah_tentonto_tights_head

TENTONTOエンタメ部 第76回

こんばんは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

作者のクロエ・アスパー(Dinah)さん公認のもと、毎週、日本語訳バージョンをお届けしてきた「Dinah the aspie dinosaur」。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミックです。今週も、新しいエピソードの翻訳版を公開します。

買ったばかりのタイツを履いてみることにしたダイナ。ところが、サイズを間違って買ってしまったことに気づいたようです。返品しなきゃ!と、いろいろと考えを巡らせる彼女ですが…

続きを読む »

「アスペのための」ゲーム、チェス ⑥

chessmen

テントントの僕らの目が輝くもの 第17回

こんにちは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。

ASDやADHDをもつ人たち(テントントさん)の心をウキウキさせるものをご紹介するコーナー【テントントの僕らの目が輝くもの】。現在過去5回に渡り、イギリスの自閉症当事者活動家クリス・ボネーロさんのサイトautisticnotweird.comより、『とても説得力のある、あなたの自閉症児がチェスを学ぶべき10の理由』をご紹介中です。(

本日はその8を公開。ボネーロさん自身がチェスを通して知った、「不安」と「緊張」の違いとは。

http://autisticnotweird.com/10-reasons-for-chess/

続きを読む »

TENTONTOポケモン新企画を準備中です!

皆さんこんにちは、ゲーム大好き編集長のユミズタキスです。本日はTENTONTO webで始まる新企画のお知らせをいたします。

いよいよポケモンの最新作、『ポケットモンスター サン・ムーン』の発売まであと10日となりましたね。もちろん私タキスも発売を楽しみにしているひとりです。先月発売された栗原類さんの自伝『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』(KADOKAWA)でも、類さんがたいへん熱心にポケモンされていて共感しまくりだった昨今。このポケモンの新作がでるタイミングで、TENTONTOでもポケモン企画を始めようという話になっています。

手始めに前作『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』を引っ張り出して、手塩にかけて育てたポケモンたちと再会を果たしました(TENTONTOメンバー・原のポケモンもなぜかいる)。TENTONTOのYouTubeチャンネルでお届けしていた「マインクラフト実況動画」のような、みなさんに楽しんで頂けるコンテンツを用意する予定です。乞うご期待ください!

米・ミネソタ州のアスペルガー少年、15歳にして独学でアーケードゲームをつくる

youth
Y = ユース(青春)

熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
 
 
Nate_Allard

画像出典元:Fox 9 Minneapolis 様 http://www.fox9.com

(画像クリックでFox 9の動画サイトへジャンプします)

テントントさんがやってみたコト 第16回

こんにちは、TENTONTOメンバーのmarfです。このコーナーでは、多くの人と感覚の違いを持って暮らす人=テントントさんのうち、自分の抱える感覚の違いに基づいて活動をされている方々をご紹介しています。本日はミネソタ州在住でアスペルガー症候群の15歳の少年、ネイト・アラードさんをご紹介します。

Minnesota teen with Asperger’s Syndrome creates incredible arcade games(2015.07.22)

続きを読む »

TENTONTOno.7発行前情報①

no-7%e3%83%ad%e3%82%b4
 
ASD & ADHD Magazine TENTONTO 編集長のユミズタキスです。このコーナーでは数回に分けて、現在制作中のフリーペーパーTENTONTOno.7の内容について、少しずつご紹介していきたいと思います。本日はTENTONTOno.7のメインテーマ、およびテーマカラーを発表します!

TENTONTOno.7のメインテーマは『セーフモード』。感覚の違いからストレスを抱え込みやすく、また一般的な範囲での集中力にも問題を抱える発達障害の当事者には、安全に物事に取り組めるモード、いわば『セーフモード』が必要です。そのセーフモードを実現するために必要なのが、ひとりひとりの感覚の違いに寄り添うデザイン。今号の特集では、近年欧米で注目が集まっている『センサリーデザイン』の考え方を解説しつつ、センサリーデザインがつくりだす未来についてご紹介します。他にもテーマにちなんだ企画記事が盛りだくさん。担当の各TENTONTOメンバーが、それぞれのスタイルで当事者なりの『セーフモード』を表現します。

表紙デザインを担当するのは、んとんとちゃんの作者でTENTONTOライターのmarfno.7のテーマカラーは安全で心地よい空をイメージした色『セルリアン』に決定しました。

TENTONTOno.7は2016年11月下旬頃の発行予定となります(発行予定日が遅れ申し訳ございません)。乞うご期待下さい!
 

————————————————————

 
フリーペーパーTENTONTO(テントント)は、同名のボランティア団体による、発達障害の当事者には生まれ持った感覚の違い由来の困難があること、そしてそれを解決する未来をつくるデザイン『センサリーデザイン』についてお伝えしているフリーペーパーです。

毎号みなさまよりご協賛という形でご寄付を募集しています。戴いたお金は新刊の印刷費用に当てさせていただきます。ご協賛は一口1,500円よりご応募いただけます。ご協賛についての詳細は、こちらをご覧ください。