コラム:センサリーデザイン・センスについて考える
画像出典元:Wikimedia Commons 様 https://commons.wikimedia.org
感覚刺激を取り込む過程で、どこかしら処理を違えてしまった結果生じる困難、感覚処理障害(SPD)。自閉症スペクトラム障害(ASD)者にまま併発するその症状の緩和を図るデザインとして、テントントではセンサリーデザインの考え方をこれまでご紹介してきました。今日はデザインの文脈で、少し踏み込んだ内容をお話できればと思います。
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感覚刺激を取り込む過程で、どこかしら処理を違えてしまった結果生じる困難、感覚処理障害(SPD)。自閉症スペクトラム障害(ASD)者にまま併発するその症状の緩和を図るデザインとして、テントントではセンサリーデザインの考え方をこれまでご紹介してきました。今日はデザインの文脈で、少し踏み込んだ内容をお話できればと思います。
R = ラジオ(ラジオ)
ツイキャス番組「MC Yutaniのradio情報デスク」を配信します。
こんばんは。ASD & ADHD MAGAZINE TENTONTO メンバーのYutani(ユタニ)です。本日22時より、twitterと連動した配信サービス・twitcasting(ツイキャス)でラジオ番組「MC Yutaniのradio情報デスク」をお届けしました。今回で33回目の配信です。
今回の配信テーマは「語彙」。「語彙に偏りのある」Yutaniが、語彙を増やすための「特訓」、特定の状況で言葉が出てこなくなりがちな理由、などなどについて考えたことをgdgdと話してみました。
リアルタイムで聞けなかった…という方も、今週の配信は上記再生画面から、過去配信は、ツイキャスの「ライブ履歴」からお聞きいただけます。(下記アドレスをクリックすると、ツイキャス内のTENTONTOページへアクセスできます。『tentontoさんのライブ』表記下のタブから、『ライブ履歴』をクリック!) http://twitcasting.tv/tentonto/
Y = ユース(青春)
熱い思いを胸に活動する、テントントさんのハートフルなチャレンジ。
本日は、イギリスのスコットランドにあるシティ・オブ・グラスゴー・カレッジでコンピュータアート・デザインを学ぶリンセイ・ホッジさんの作品をご紹介。
「セルフポートレートアニメ:私の自閉症」と題したこの作品の作者、リンセイ・ホッジさんは高機能自閉症を持っています。作品の中で彼女は、一見してそれとは気付かれにくい高機能自閉症ゆえの特徴を、実例を挙げながら説明しています。動画にでてくる英語を和訳してみました。
人ひとりひとりには理解の範疇というものがあって、その範疇を超えたものごとを理解するためには、大変な労力を要する、と思う。例えばで持ち出すのがいつもスポーツの話題になって申し訳ないけれど、私はボクシングをやっているので、パンチの打ち方で説明してみる。
画像出典元:ロシアNOW 様 https://jp.rbth.com
TENTONTO編集長のユミズタキスです。このコーナーではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアといった国々でのセンサリーデザインに関する最新情報をお届けしていましたが、本日は隣国ロシアでの状況について記事を見つけましたので、こちらをご紹介します。
ロシアの総合情報サイトロシアNOWの日本語版にて2016年7月、ロシア国内初の自閉症スペクトラム児向け映画上映の試みが紹介されています。
自閉症児童に映画館開放 http://jp.rbth.com/society/2016/07/22/613951
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本日はアメリカ・イリノイ州ベレビルの地方紙Belleville News-Democratのwebサイトより、Can 12-year-old convince school administrators to allow Minecraft game at school?(12歳は学校でのマインクラフト許可を学校管理者に説得できるのか?)というタイトルの動画をご紹介。マインクラフトが自閉症をもつジェームズにとって学校生活を豊かにするセンサリーな存在であることが、動画からうかがい知れます。
http://www.bnd.com/news/local/education/article124127864.html
12歳は学校関係者にマインクラフトを学校に持ち込むことを求める
2017年1月3日
中学1年生のジェームズ・モートンは、イリノイ州ベルビルの中央中学校にて、ブロック遊びや冒険のできるゲーム『マインクラフト』で交流するための、新しいクラブを始めたい。自閉症をもったジェームズはまた、『マインクラフト』を教室での教材として先生たちに使い始めることも求める。 スティーブ・ナギ
ユミズ タキス
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S = スヌーズ(うたた寝)
テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のタキスです。”発達障害当事者の日常”をテーマに、リラックス出来ないアスペルガー&ADHDのココロを描くこのコーナー。今日はみなさんに「次から次へやりたいことをやってチルれない」というテーマで、お話をしたいと思います。
画像出典元:Redshift 様 https://redshift.autodesk.com/
こんにちは、編集長のユミズタキスです。このコーナーの第26回でご紹介した、ミシガン大学ショーン・アルクイスト教授の自閉症スペクトラム症状と触覚刺激をテーマにした建築プロジェクト。今月6日にデザイン情報サイトRedshiftにて続報が公開されていましたので、今日はその記事の一部を翻訳してお伝えします。
O = オーダー(秩序)
なかなか理解されない「自分ルール」にも、なにかヒントがあるかも。
センサリーデザイン最前線 第7回で取り上げた「時間感覚」の違い。この違い、実はASDやADHDをもつ人の日常生活にとって、とても大きなものかもしれません。