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Dinah #28「ダイナとバスの時間」

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TENTONTOエンタメ部 第39回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部では、アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。作者のDinahさん公認のもと、日本語訳バージョンを毎週お届けしています。

道端で友達2人に会ったダイナ。どうやら、友達はバスに乗りたいようです。質問に「フツー」に受け答えできたことを喜ぶダイナですが、もう一人の友達から、曖昧な質問が飛んできました。なんとか答えるものの、相手の反応に困ってしまうダイナ。さて、どう受け答えする?

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テントントなスラング:nitpick

 

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TENTONTOエンタメ部 第36回

こんにちは。TENTONTOメンバーのYutaniです。

エンタメ部のコーナーでは、海外のスラング(隠語)をキーワードに、多くの人と感覚の違いをもって暮らす人=テントントさんの生活について考えてみる企画をお送りしています。題して、「テントントなスラング」

物事の前後関係、つまり文脈が読み取れないアスペなどのASDをもつ人にとって、「正確さ」はとても重要です。それは文脈「らしきもの」を知る手がかりになるはずのものだからです。この重要さを周囲の人と共有できないことが多く、時として大きな問題も生じます。BAP(幅広い自閉症の表現型)当事者の僕も例外でなく、会話の中で「正確さ」を求めすぎて、ちょっと嫌な顔をされることもあったりします。

海外のaspieの人は、友達や恋人、家族と会話の中で時として「正確さ」を求めすぎて、このスラングを投げ掛けられがちなのかもしれません。

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Dinah #24 「ダイナの日常会話フレーズ集 Part.2」

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TENTONTOエンタメ部 第35回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部では、アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック「Dinah the aspie dinosaur」。作者のDinahさん公認のもと、日本語訳バージョンを毎週お届けしています。

今回は、ダイナの「日常会話フレーズ教室」の第2回!前回は「お茶でもしませんか」という言葉のいろいろな意味を教えてくれたダイナですが、今回出てくるのはどんな言葉?

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Dinah #21 「ダイナとツナサンド」

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TENTONTOエンタメ部 第31回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部では、アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するイギリス発のWEBコミック”Dinah the aspie dinosaur“。作者のクロエ・アスパーさん公認のもと、日本語訳バージョンを毎週お届けしています。

以前、picky=選り好みをすること、というスラングをご紹介しました。今日のダイナはそんな”picky(好き嫌い)”についてのお話。サンドイッチ屋さんに来たダイナ。「ツナサンド」を頼もうとしますが、彼女はマヨネーズが嫌いな様子。「ツナサンド」のツナはマヨネーズが混ざっているのか尋ねてみるダイナですが…?

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コラム:アスペは「ないないネタ」が好き

昨日、あるあるトーラスという概念図を描いた。唐突に日常生活とは無縁の異質な表現をして、自閉的感覚の鋭い私達当事者は定型発達者(つまり発達障害を持たない多くの人)をぎょっとさせることがままある。昨日の私の作品も、そういう物体のひとつだろう。

自閉的感覚の強い人、つまりアスペは、「あるあるネタ」を理解できない傾向にある。文脈が見えない(文脈盲)ゆえに、その場で共有したい安心感(馴れ合いとも言うと思う)を読み取れないからだ。コミュニケーションの中であるあるネタが始まると、一言も発せなくなる自分がいる。自分なりに、何が「あるある」なのかについて考えてみた。

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TENTONTO1コマ劇場:あるあるトーラス

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ユミズ タキス 作

no.3後日談:アスペゴコロ代弁者(国道編)

TENTONTOno.3後日談 第4回

MC Yutaniこと、TENTONTOメンバーのYutaniです。

フリーペーパー『TENTONTO』no.3の舞台裏をメンバーがご紹介するこのコーナー。第4回の今回は、前回に引き続き、僕、Yutaniとタキスによるアスペゴコロ代弁ラップ「アスペゴコロ代弁者」の制作についてお話したいと思います。

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否定の言葉は、魚の小骨?

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CHILLれぬ日々を過ごす 第5回

みなさんこんにちは、TENTONTO編集長のタキスです。”発達障害当事者の日常”をテーマに、リラックス出来ないアスペルガー&ADHDのココロを描くこのコーナー。今日はみなさんに「言葉通りに捉えてチルれない」話をしようと思います。

アスペルガーを含む自閉症スペクトラム(ASD)のことを『文脈盲』と呼んでいこう、というイギリスでの活動を、以前ご紹介しました。文脈、つまり物事の前後関係が捉えられずに、言われた言葉やされた行為のみを捉えてしまう傾向が、ASD者にはあります。定型発達の方にはちょっとイメージがつきにくいと思いますので、できるだけわかりやすくその感覚を説明してみます。

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Dinah #16 「ダイナとティースプーン」

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TENTONTOエンタメ部 第25回

TENTONTOメンバーのYutaniです。世界中のポップカルチャー×テントントさんをご紹介するTENTONTOエンタメ部。アスペ(aspie)恐竜の女の子・ダイナが活躍するtwitterマンガ「Dinah the aspie dinosaur」を、作者のDinahさんから快諾をいただいて日本語訳でお届けしています。

「ものごとの文脈(前後関係)を捉えるのが苦手で、曖昧なことを汲み取れない」。アスペ(ASD)の典型的な特徴のひとつです。「曖昧な表現」問題は、日常的にぶつかる頻度がもっとも高いカベかもしれません。今日のエピソードでは、ダイナがお料理の手伝いをするようです。ティースプーンを取って!とお母さんから頼まれたダイナは?

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no.3後日談:アスペゴコロ代弁者(始動編)

TENTONTOno.3後日談 第3回

MC Yutaniこと、TENTONTOメンバーのYutaniです。

フリーペーパー『TENTONTO』no.3の舞台裏をメンバーがご紹介するこのコーナー。第3回の今回は、僕、Yutaniとタキスによるアスペゴコロ代弁ラップ「アスペゴコロ代弁者」の制作についてお話したいと思います。

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