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CATEGORY: コラム

私は妄想ができない

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21年間生きてきてようやく最近、気付いたことがある。それは、”私は妄想ができない”ということだ。ここ数年で、日々妄想をして生きている妄想家の知人が増えたことによって、この気付きを得た。妄想をする人にとって、妄想ができないという事実はよくわからないようだが、逆も然り。私も妄想というものが具体的にどのようなものかが分からない。

しかし、いつか私は妄想家に転じるのではないかと踏んでいる。

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マンガから得た二つの「居場所」

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(日) S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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絵:わかめ

アスペしぐさ 第2回

こんにちは。アスペしぐさ師範代こと、TENTONTOメンバーのボウシです。前回のアスペしぐさでは、マンガを「察する感覚」の違いを補うことに役立てていたお話をご紹介しました。今回はマンガに「居場所のある安心感」を得ていた、私のエピソードをお伝えします。

前回触れた、ASD者が抱えやすい「察する感覚」の違い。感情の機微などの明文化されないものを察する感覚のズレは、時として周囲から「空気の読めない」と評価され、孤立してしまう原因になります。【テントントさんがやってみたコト】では多くのテントントさんが、感覚の違いから社会的な場で困難を抱えていたと語っています。そして、ロッククライミング音楽漫才などの自分に合った活動の中に居場所を見つけています。

私自身もその一人で、家でも学校でも周囲の状況がよく把握できずに、「居場所のある安心感」が得られにくい日々でした。特に中学校では、思春期特有の明文化されていないルールが増え、とても混乱しました。

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金のオノは、壊れなくてセンサリー。

 
道具にたいして、思い入れのつよい方だと思う。基本的に不器用だから、とりあえず道具の扱いを上手くなろうと頑張ってみる。自分の手足のように使えないなら、いい道具でもかえって不便。四苦八苦するうちに道具に愛着が湧いてくるのは、きっと自然なことなんだろう。
 
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コラム:ノってる時のハイジャンプ

いつの間にか調子に乗ってること、あるある。思い当たる節がありすぎて頭も心も体も痛いような気がしてきた。バランスをとるために楽しいことを考えよう。昨晩「MC Yutaniのradio情報デスク」を聴いて、寝て、起きて、現実逃避がてら「良い意味で乗(ノ)ってるときっていつ?」というのをつらつら考えている。

 
 

その1
いわゆる「ノってるかーい?」みたいなコールアンドレスポンス。
音楽ライブ特有の一体感や高揚感は「ノってる」うちでも代表的だ。
でもちょっとパーリィーピーポーっぽくて私からは遠い気がする。

 

その2
例えばマラソンしている時に訪れる「ランナーズハイ」。
どうでもいいことだが、私は線路沿いに歩き続けるのが好きだ。
走らずに早歩きしていても似たような感覚になったことがある。
でも最近は暑すぎて、とんと歩けていない。

 

その3
いやいや、もっと日常的に体験してるやつがあるではないか。
それは「料理」だ!

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コラム:「臭いものに蓋」は、センサリー?

 
以前このサイトのコラムで、「否定の言葉は、魚の小骨?」と題して記事を書きました。簡単に説明すると、ASD者は文脈が”見えない”ゆえに、言葉そのものの凹凸につまづきやすい、という内容です。つまづくたびに、パニックになったり、萎縮したり、ヤケになったりと、気分障害という形で二次障害を起こしやすい傾向があることも、お話しました。

こと、ダイナミックな対人間のコミュニケーションよりも、自身の熱中する定常的な何かに意識・意欲が向きやすいASD者であるがゆえに、この問題に具体的な対策を打つことにおっくうのままでいる方は多いと感じています。怠惰がたたり、「ラクチンな人」のみとのコミュニケーションに絞ったり、コミュニケーションそのものを手放したり。コミュニケーションの障害への開き直り、と言えば聞こえは良いですが、徐々に当人と関係者の幸せを蝕んでいく、生産性に欠けたものと私には感じられます。
 
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センサリーデザインは言葉

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(火) N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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イギリスを中心に自閉症者の環境改善の手段として大きな関心を集めるセンサリーデザイン。一見意味不明な内容の並ぶ私たちTENTONTOのフリーペーパーと当サイトは、このセンサリーデザインについての理解を深め、活用していただきたいという私の思いからスタートしています。

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コラム:アスペが好きなモノの共通点 その1

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(日) S = シャイン(輝き)

テントントさんの持つちょっと変わった好奇心にスポットを当てます。
 
 
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似たもの同士趣味が似てくるということはよくあることですが、アスペにもそのような傾向があるのではないでしょうか。

サイモン・バロン=コーエン著『自閉症スペクトラム入門』には、ASDの特徴のひとつとしてSFを好む傾向があるという記述があります。一般的にASD(自閉症スペクトラム)の方はサイエンス・フィクションを好むということは、TENTONTO no.2でも寄生獣を話題に挙げてお伝えしました。ASD傾向がある人がSFを好むのには理由があります。

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コラム:私と私でない人間

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(水) S = スヌーズ(うたた寝)

テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
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友人からの手紙が数枚出てきたので読み返した

ある手紙には

「合わないとわかっていながら過ごす

貴女との時間はとても奇妙で嫌いにはなれない」

と書いてあった。

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参照機関:ホームシック

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(水) S = スヌーズ(うたた寝)

テントントさんのマイペースな日常を、コラムやマンガでつづります。
 
 
『参照機関』では、東欧の某国に留学中のTENTONTOメンバー・なるやえにし(ADHDと軽度ASDの当事者)から、現地での日常生活の一コマをお届けしています。

なるやさんが日本を発って数カ月。どうやら日本での生活が恋しくなってきた様子のなるやさん。そんななるやさんをホッと安心させてくれる『あるモノ』とは?

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自閉症スペクトラム、「障害」と「症状」

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(火) N = ナビ(案内)

センサリーデザインに関する知識や、ビッグニュースをお届け。
 
 
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こんばんは、TENTONTO編集長のユミズタキスです。

本日はサイモン・バロン=コーエン著『自閉症スペクトラム入門』より、自閉症スペクトラム症状(Autism Spectrum Condition, ASC)という言葉をご紹介したいと思います。

ここ日本では、(伝統的)自閉症、アスペルガー症候群といった言葉に代わる新しい概念、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder, ASD)という言葉が少しずつ認識されてきています。自閉症スペクトラム障害は発達障害のひとつで、自閉的傾向に由来する精神障害の幅広いあらわれを表現する言葉です。

イギリス、ケンブリッジ大学発達精神病理学教授でケンブリッジ大学自閉症研究センター所長のサイモン・バロン=コーエン博士は、自閉症スペクトラムの研究に長く携わってきた今日における自閉症研究の第一人者です。彼は自閉症スペクトラム障害を医学として研究を深めるため、また当事者およびその家族に自閉症スペクトラムの本質を説明するために、自閉症スペクトラム症状(ASC)という言葉を好んで用いられています。

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